共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問40 (生物基礎(第2問) 問5)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問40(生物基礎(第2問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

ヒトのからだの仕組みに関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

B  人類の歴史は、感染症との戦いであったと言ってもよい。ヒトは皮膚や粘膜での物理的および化学的な防御に加え、(c)自然免疫および獲得免疫(適応免疫)によって、病原体の体内への侵入と増殖を阻止する。しかし、新たなウイルスが出現したとき、我々はそのウイルスに対する獲得免疫を持っていないことが多い。また、抗生物質(抗菌薬)もウイルスには無力なため、多くの命が失われることもある。(d)新型コロナウイルス感染症においては、対応した抗ウイルス薬やワクチンが開発された。

下線部(c)に関連して、獲得免疫には細胞性免疫と体液性免疫とがある。これらに関する次の記述a~dのうち、正しいものはどれか。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

a  樹状細胞は、獲得免疫を担うT細胞に抗原を提示する。
b  細胞性免疫を担うヘルパーT細胞は、キラーT細胞を活性化しない。
c  体液性免疫を担うB細胞は、抗原を提示できない。
d  細胞性免疫を担うキラーT細胞は、感染した細胞を認識して攻撃する。
  • a、b
  • a、c
  • a、d
  • b、c
  • b、d
  • c、d

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、細胞性免疫と体液性免疫の違いを理解しているかが問われています。


 

a:正しい

樹状細胞は食作用によって異物を取り込みます。

そして、分解した異物の断片を抗原として細胞表面に提示します。

この提示された抗原をT細胞が認識することで獲得免疫の反応が始まります。


 

b:誤り

ヘルパーT細胞は、樹状細胞から抗原提示を受けて活性化します。

活性化したヘルパーT細胞は、キラーT細胞とB細胞を活性化します。

したがって、bの記述は誤りです。


 

c:誤り

B細胞は、自身の細胞表面にある受容体で特定の抗原と結合して取り込みます。

そして、取り込んだ抗原の断片をヘルパーT細胞へ提示します。

したがって、cの記述は誤りです。


 

d:正しい

キラーT細胞は、感染細胞が細胞表面に提示した抗原を、T細胞受容体で認識します。

そして、その感染細胞を直接攻撃して排除します。 


 

選択肢1. a、b

不適当です。

選択肢2. a、c

不適当です。

選択肢3. a、d

適当です。

選択肢4. b、c

不適当です。

選択肢5. b、d

不適当です。

選択肢6. c、d

不適当です。

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