共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問45 (生物基礎(第3問) 問4)
問題文
生物の多様性と生態系に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。
B 近年、様々な生物の生息環境が失われ、多くの種が(c)絶滅の危機に瀕している。また、人間活動によって本来の生息場所から別の場所に持ち込まれた(d)外来生物がその地域の在来生物に影響を及ぼす例が、増えてきた。例えば、在来生物であるツチガエルは、水草の繁茂している溜池(以下、池)に生息している。しかし、ツチガエルなどの様々な生物を捕食する外来生物のウシガエルと魚類Cの移入により、個体数の減少や絶滅が心配されている。
下線部(c)についての記述として誤っているものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
B 近年、様々な生物の生息環境が失われ、多くの種が(c)絶滅の危機に瀕している。また、人間活動によって本来の生息場所から別の場所に持ち込まれた(d)外来生物がその地域の在来生物に影響を及ぼす例が、増えてきた。例えば、在来生物であるツチガエルは、水草の繁茂している溜池(以下、池)に生息している。しかし、ツチガエルなどの様々な生物を捕食する外来生物のウシガエルと魚類Cの移入により、個体数の減少や絶滅が心配されている。
下線部(c)についての記述として誤っているものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問45(生物基礎(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
生物の多様性と生態系に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。
B 近年、様々な生物の生息環境が失われ、多くの種が(c)絶滅の危機に瀕している。また、人間活動によって本来の生息場所から別の場所に持ち込まれた(d)外来生物がその地域の在来生物に影響を及ぼす例が、増えてきた。例えば、在来生物であるツチガエルは、水草の繁茂している溜池(以下、池)に生息している。しかし、ツチガエルなどの様々な生物を捕食する外来生物のウシガエルと魚類Cの移入により、個体数の減少や絶滅が心配されている。
下線部(c)についての記述として誤っているものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
B 近年、様々な生物の生息環境が失われ、多くの種が(c)絶滅の危機に瀕している。また、人間活動によって本来の生息場所から別の場所に持ち込まれた(d)外来生物がその地域の在来生物に影響を及ぼす例が、増えてきた。例えば、在来生物であるツチガエルは、水草の繁茂している溜池(以下、池)に生息している。しかし、ツチガエルなどの様々な生物を捕食する外来生物のウシガエルと魚類Cの移入により、個体数の減少や絶滅が心配されている。
下線部(c)についての記述として誤っているものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 生物の絶滅が続くと生物多様性が減少し、その結果、生態系サービスが低下し、人間の生活に不都合が生じる。
- 生物の絶滅は過去に何度も生じているが、現代において絶滅のおそれのある種が増えているのは、人間活動が主な原因である。
- 多くの生物が絶滅するような大規模な撹乱(かくらん)が生じても、その影響は生態系が自らを復元する力を超えることはない。
- 食物網の上位にいるキーストーン種の絶滅が、生態系全体へ及ぼす影響は小さくない。
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この過去問の解説 (1件)
01
今回選ぶべきは誤っているものなので、正しい選択肢は不適、誤っている選択肢は適当となります。
生物多様性と生態系の問題です。この分野は比較的得意とする受験生も多いので、失点をできるだけ少なくして、差をつけられないようにしましょう。
この分野では、知識問題、考察問題、計算問題と幅広く出やすいので、まんべんなく勉強していきましょう。
各選択肢を見て、正しい、誤っている根拠を一つずつ見ていきます。
不適です。生物が絶滅していくと、生物多様性が減少します。生物多様性が減少すると、本来行われるはずだった食物連鎖などの自然が引き起こす力が働かなくなるので、人間に利益をもたらす恩恵や利便性などを意味する「生態系サービス」は低下します。
その結果人間の生活に不都合が生じる可能性があるので、この選択肢は正しい説明をしています。
不適です。人間の森林破壊や乱獲などで直接的にすみかや個体数を失い絶滅した種や、地球温暖化や汚染などで間接的に絶滅させられた種も存在します。
適当です。生態系が自らを復元する力、とは災害などによって、動物たちのすみかや生態系が破壊されたとしても、再び元の生態系に近い状態まで戻ることのできるような力を意味しています。
多くの生物が絶滅するような大規模な撹乱が起こると、その生態系は元に戻ることができない可能性もあります。そうなってしまった場合、生態系が自らを復元する力による生態系の修復は不可能と言うことになりますから、この説明は誤りと言うことになります。
不適です。キーストーン種とは、個体数や生物量が多くなくても、生態系の構造や機能を大きく左右する種のことを示します。
この説明の通り、キーストーン種が生態系全体へ及ぼす影響は大きく、一個体いなくなることで、生物多様性が維持できなくなる可能性もあります。
選択肢を見ていると、意味を知らない言葉があると理解することが難しい選択肢もありました。
冒頭でも述べたとおり、知識、考察、計算が全体的に出題されることが多いのが生態系の分野ですので、できるだけ穴は少なくなるようにしておきましょう。
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