共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問54 (地学基礎(第2問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問54(地学基礎(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

A  大気に関する次の問いに答えよ。

高校生のソラさんは、次の図2に示す18世紀にハドレーが考えた大気の大循環について疑問に思い、S先生に質問にいった。後の会話文中の( エ )・( オ )に入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

ソラさん:ハドレーの概念図では、赤道から極域まで一つの大規模な対流が形成され、熱を極向きに運んでいますが、なぜ現実の地球ではそうならないのでしょうか?
S先生:低緯度地域に限れば、ハドレーの考えは正しいです。しかし、地球では( エ )の効果が大きいため、赤道で上昇した大気は中緯度までしか到達できません。
ソラさん:そうなのですね。では、中緯度ではどのようにして大気は熱を極向きに運んでいるのですか?
S先生:おもに、偏西風が蛇行することや、( オ )や移動性高気圧が発達することによって熱を運んでいます。
問題文の画像
  • エ:公転  オ:台風
  • エ:公転  オ:温帯低気圧
  • エ:自転  オ:台風
  • エ:自転  オ:温帯低気圧

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この過去問の解説 (1件)

01

正しい組合せは「エ:自転 オ:温帯低気圧」です。

 

現実の地球では、地球が自転しているため、動く空気は進行方向が曲げられます。

このため、赤道付近で上昇した空気がそのまま極まで進む一つの大きな循環にはなりません。

 

また、中緯度では、偏西風の蛇行や温帯低気圧、移動性高気圧などによって、低緯度側の暖かい空気と高緯度側の冷たい空気が入れ替わり、熱が極側へ運ばれています。

まとめ

18世紀にハドレーが考えたモデルでは、赤道で上昇した空気が極まで移動する大きな循環が考えられていました。

しかし、実際の地球では自転の影響があるため、空気は単純に赤道から極へ進むことができません。そのため、大気の循環は複数の範囲に分かれています。

中緯度では、偏西風の蛇行や温帯低気圧、移動性高気圧の活動によって、低緯度の暖かい空気と高緯度の冷たい空気が移動し、熱が極側へ運ばれます。

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