共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問55 (地学基礎(第2問) 問3)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問55(地学基礎(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

B  海洋に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

次の図3のA~Cは、異なる三つの海域における、海洋中の酸素飽和度の鉛直分布を示している。酸素飽和度とは、海水中に溶けることができる酸素の最大量に対する、実際に溶けている酸素の量の割合である。海洋の表層では大気から酸素が供給されて飽和に近い状態になっている一方、(a)深層では酸素の供給はなく、有機物の分解などによって時間とともに、徐々に酸素が消費されている。

図3に示したように、酸素飽和度は海域によって分布に違いがある。これは、次の図4に示すコンベアベルト(深層循環)を反映している。図4の海域X~Zでの酸素飽和度の鉛直分布は、それぞれ図3のA~Cのうちのどれか。下線部(a)を参考にして、それらの組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • X:A  Y:B  Z:C
  • X:A  Y:C  Z:B
  • X:B  Y:A  Z:C
  • X:B  Y:C  Z:A
  • X:C  Y:A  Z:B
  • X:C  Y:B  Z:A

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

正しい組合せは「X:C Y:B Z:A」です。

 

深層の海水は、表面から沈み込んだ直後には酸素を多く含んでいます。

しかし、深層を長い時間かけて流れる間に、有機物の分解などで酸素が少しずつ使われます。

図4では、深層水はX付近で沈み込み、その後Yを通って、さらにZの方へ流れます。そのため、深層の酸素飽和度はXが最も高く、Yがその次、Zが最も低くなります。

図3では、深層の酸素飽和度が高い順にC、B、Aなので、XはC、YはB、ZはAとなります。

まとめ

この問題では、「深層水が流れてきた時間が長いほど、酸素が少なくなる」という点がポイントです。

 

深層水は表層から沈み込んだばかりのときには酸素を多く含んでいます。

しかし、深層には大気から新しい酸素がほとんど供給されず、有機物の分解などによって酸素が使われ続けます。

参考になった数0