共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問106 (化学(第4問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問106(化学(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

糖類に関する記述として下線部に誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 二糖は、2分子の単糖が脱水縮合した化合物であり、この反応でできた結合をグリコシド結合という。
  • マルトースC12H22O11は麦芽糖ともよばれ、デンプンをアミラーゼで加水分解すると生じる。
  • 甘味料や化粧品の保湿成分として用いられているトレハロースC12H22O11は、2分子の単糖が還元性を示す部分どうしで脱水縮合しているため、銀鏡反応を示さない。
  • アミロースは、ヨウ素ヨウ化カリウム水溶液(ヨウ素溶液)により青~濃青色を示す。これは多数のβ-グルコースで構成されたらせん構造の中にI2やI3-などが取り込まれるためである。
  • もち米のデンプンは、ほぼ100%アミロペクチンでできている。

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この過去問の解説 (1件)

01

糖類に関する問題です。

選択肢1. 二糖は、2分子の単糖が脱水縮合した化合物であり、この反応でできた結合をグリコシド結合という。

これは正しいです。

二糖類は二種類の単糖が結合した構造をとっており、この結合をグリコシド結合といいます。

選択肢2. マルトースC12H22O11は麦芽糖ともよばれ、デンプンをアミラーゼで加水分解すると生じる。

これは正しいです。

マルトースはデンプンをアミラーゼで加水分解すると生じる二糖類です。

選択肢3. 甘味料や化粧品の保湿成分として用いられているトレハロースC12H22O11は、2分子の単糖が還元性を示す部分どうしで脱水縮合しているため、銀鏡反応を示さない。

これは正しいです。

トレハロースは、グルコース2分子が還元性を示す炭素同士で結合した二糖類であり、還元性を示す部分が残っておらず、銀鏡反応を示しません。

 

選択肢4. アミロースは、ヨウ素ヨウ化カリウム水溶液(ヨウ素溶液)により青~濃青色を示す。これは多数のβ-グルコースで構成されたらせん構造の中にI2やI3-などが取り込まれるためである。

これは誤りです。

アミロースはヨウ素ヨウ化カリウム水溶液により青色を示しますが、これはらせん構造のα-ヘリックスにI2やI3-取り込められるためです。

選択肢5. もち米のデンプンは、ほぼ100%アミロペクチンでできている。

これは正しいです。

もち米のデンプンは、ほとんどアミロペクチンで構成されており、アミロースはほとんど含まれません。

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