共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問117 (生物(第1問) 問1)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問117(生物(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

人類進化に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

(a)現生のヒト(ホモ・サピエンス)の直接の祖先は、アフリカ大陸で誕生した。その一部がアフリカを出て、およそ7万~5万年前にユーラシア大陸に進出し、(b)地球上の様々な地域へと広がった。他方、ヒトに最も近縁であり、絶滅したネアンデルタール人も、ユーラシア大陸に進出していた。近年の(c)塩基配列解析技術の発展により、ネアンデルタール人のゲノムも解読され、現生のヒトのゲノムに、過去にネアンデルタール人と交雑していたことを示す領域が存在することが明らかになった。さらに最近の研究から、(d)痛みの受容の個人差には、ネアンデルタール人由来の遺伝子Sが関与していることが分かってきた。

下線部(a)に関連して、人類の進化に関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • ゴリラからチンパンジーへ、チンパンジーからヒトへ進化した。
  • ネアンデルタール人よりも前に出現した人類も、ユーラシア大陸に進出した。
  • ホモ属(ヒト属)の誕生とともに、直立二足歩行が始まった。
  • ホモ属(ヒト属)の進化の過程で、脳容積は変化していない。

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、化石人類の歴史や特徴を把握しているかが問われています。

選択肢1. ゴリラからチンパンジーへ、チンパンジーからヒトへ進化した。

不適当です。

 

ゴリラ、チンパンジー、ヒトは共通の祖先から分岐した系統関係にあります。

ゴリラやチンパンジーはヒトの直接の祖先ではなく、それぞれが別の分枝で進化してきました。

したがって、この選択肢の記述は不適当です。


 

選択肢2. ネアンデルタール人よりも前に出現した人類も、ユーラシア大陸に進出した。

適当です。

 

ネアンデルタール人(旧人)が出現するより前、アフリカで誕生した原人(ホモ・エレクトスなど)がユーラシア大陸へと進出しました。

したがって、この選択肢の記述は適当です。


 

選択肢3. ホモ属(ヒト属)の誕生とともに、直立二足歩行が始まった。

不適当です。

 

ホモ属(ヒト属)が誕生するより前に出現していた猿人の段階から、すでに直立二足歩行が始まっていました。

したがって、この選択肢の記述は不適当です。


 

選択肢4. ホモ属(ヒト属)の進化の過程で、脳容積は変化していない。

不適当です。

 

ホモ属(ヒト属)の進化の過程で、道具の使用や社会構造が複雑化していきました。

それにともなって、脳の容積も大幅に増大しています。

したがって、この選択肢の記述は不適当です。


 

参考になった数0