共通テスト(理科) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問134 (生物(第4問) 問3)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問134(生物(第4問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

生物の環境応答に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

生物は、(a)環境からの刺激を感知し、様々な反応を示す。環境からの刺激に応答した植物の反応は、(b)器官の形態変化を伴うことが多い。動物では、環境からの刺激を受容器で受け取り、その情報を神経系で処理し、さらに効果器に伝えることで様々な(c)行動を示す。

下線部(b)に関連して、暗所の土の中で生育した芽生えの胚軸は、暗所の土の上や寒天培地の上で生育した芽生えの胚軸よりも太く短くなる。この形態の違いは、植物ホルモンであるエチレンが胚軸の成長方向に影響を及ぼすためと考えられている。このことを確かめるため、シロイヌナズナを用いて実験1・実験2を行った。

実験1  暗所の寒天培地の上で、発芽直後の芽生えを未処理のまま、あるいはエチレンで処理しながら、5日間栽培した。その後、芽生えの胚軸表皮細胞の縦方向の長さを測定したところ、図1の結果が得られた。

実験2  暗所の寒天培地の上で、5日間栽培した芽生えの胚軸の表皮細胞のセルロース繊維の向きを、顕微鏡で観察した(図2、処理前)。また、同じ条件で栽培した芽生えを未処理のまま、あるいはエチレンで処理し、90分後に顕微鏡で観察した(図2、エチレン未処理、エチレン処理)。図3はその結果をまとめたものである。

(2)実験1・実験2の結果から、エチレンはセルロース繊維の向きを変えることで胚軸の形態を変化させることが確認された。このことを、様々なシロイヌナズナの変異体を用いて、実験2と同様の測定を行うことで、検証することにした。表1の顕微鏡観察の結果のようになると考えられる変異体として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
  • エチレンを合成できない変異体
  • エチレンを過剰に合成する変異体
  • エチレンによる情報伝達ができない変異体
  • エチレンによる情報伝達が常に活性化された変異体

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