大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問38 (生物基礎(第1問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問38(生物基礎(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

ナツキさんとジュンさんは、DNAの抽出実験について話し合った。

ナツキ:今日の授業で、ブロッコリーの花芽からDNAを抽出したけど、花芽を使ったのはなぜかな。茎からも花芽と同じように抽出できるんじゃないかな。放課後に実験して調べてみようよ。
ジュン:じゃあ、授業と同じ簡易抽出方法(図1)で、花芽と茎を比べてみよう。
ナツキ:花芽を使ったときと同じように、茎を使っても白い繊維状の物質が出てきたよ。でも、同じ重さの花芽と茎を使ったのに、茎のほうが花芽より少ないね。
ジュン:その理由を考えようよ。花芽と茎の細胞を顕微鏡で観察したら違いが分かるんじゃないかな。

二人は、d花芽と茎を酸で処理し、細胞を解離した後、核を染色して、光学顕微鏡で観察した

ナツキ:濃く染まっているのが核だね。
ジュン:花芽と茎とを比較すると、花芽のほうが、( ア )から、DNAを多く得やすいんだね。だから、花芽を材料にしたんだね。
ナツキ:ところで、このe白い繊維状の物質は全部DNAなのかな。
ジュン:RNAはDNAと同様にヌクレオチドがつながってできた鎖状の物質だから、f白い繊維状の物質にはDNAのほかにRNAも含まれているんじゃないのかな。調べてみようよ。

下線部fについて、二人はこの仮説を確かめるため、DNAとRNAに結合する試薬Yを用いた実験を計画した。試薬Yは青色光が照射されると、DNAおよびRNAの量に比例した強さの黄色光を発する。白い繊維状の物質を水に溶かした溶液を三等分して、表1の実験Ⅰ〜Ⅲを行ったところ、仮説を支持する結果が得られた。表1中のイ・ウに入る結果の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • イ:実験Ⅰの結果より強い光を発した  ウ:実験Ⅰの結果より強い光を発した
  • イ:実験Ⅰの結果より強い光を発した  ウ:実験Ⅰの結果より弱い光を発した
  • イ:実験Ⅰの結果より強い光を発した  ウ:全く光を発しなかった
  • イ:実験Ⅰの結果より弱い光を発した  ウ:実験Ⅰの結果より強い光を発した
  • イ:実験Ⅰの結果より弱い光を発した  ウ:実験Ⅰの結果より弱い光を発した
  • イ:実験Ⅰの結果より弱い光を発した  ウ:全く光を発しなかった
  • イ:全く光を発しなかった  ウ:実験Ⅰの結果より強い光を発した
  • イ:全く光を発しなかった  ウ:実験Ⅰの結果より弱い光を発した
  • イ:全く光を発しなかった  ウ:全く光を発しなかった

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