大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問40 (生物基礎(第2問) 問2(1))
問題文
ヒトでは、細胞の呼吸に必要な酸素は、赤血球中のヘモグロビン(Hb)に結合して運ばれる。動脈血中の酸素が結合したヘモグロビン(HbO2)の割合(%)は、図1のような光学式血中酸素飽和度計を用いて、指の片側から赤色光と赤外光とを照射したときのそれぞれの透過量をもとに連続的に調べることができる。図2は、HbとHbO2が様々な波長の光を吸収する度合いの違いを示しており、縦軸の値が大きいほどその波長の光を吸収する度合いが高い。a光学式血中酸素飽和度計では、実際の測定値を、あらかじめ様々な濃度で酸素が溶けている血液を使って調べた値と照合することで、動脈血中のHbO2の割合を求めている。
ある人が富士山に登ったところ、山頂付近(標高3770mの地点)で息苦しさを感じた。そこで、光学式血中酸素飽和度計を使ってHbO2の割合を計測すると、80%だった。図3を踏まえて、山頂付近における動脈血中の酸素濃度(相対値)として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。なお、山頂付近における組織の酸素濃度(相対値)は20であるとする。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問40(生物基礎(第2問) 問2(1)) (訂正依頼・報告はこちら)
ヒトでは、細胞の呼吸に必要な酸素は、赤血球中のヘモグロビン(Hb)に結合して運ばれる。動脈血中の酸素が結合したヘモグロビン(HbO2)の割合(%)は、図1のような光学式血中酸素飽和度計を用いて、指の片側から赤色光と赤外光とを照射したときのそれぞれの透過量をもとに連続的に調べることができる。図2は、HbとHbO2が様々な波長の光を吸収する度合いの違いを示しており、縦軸の値が大きいほどその波長の光を吸収する度合いが高い。a光学式血中酸素飽和度計では、実際の測定値を、あらかじめ様々な濃度で酸素が溶けている血液を使って調べた値と照合することで、動脈血中のHbO2の割合を求めている。
ある人が富士山に登ったところ、山頂付近(標高3770mの地点)で息苦しさを感じた。そこで、光学式血中酸素飽和度計を使ってHbO2の割合を計測すると、80%だった。図3を踏まえて、山頂付近における動脈血中の酸素濃度(相対値)として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。なお、山頂付近における組織の酸素濃度(相対値)は20であるとする。
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