大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問123 (生物(第1問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問123(生物(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

aヒトの近縁種の系統関係を調べるため、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、およびニホンザルのそれぞれについて、遺伝子Aからつくられるタンパク質Aのアミノ酸配列を調べたところ、互いに異なっているアミノ酸の割合は、表1のとおりであった。

下線部aについて、ヒトが持つ次の特徴a〜dのうち、直立二足歩行に伴って獲得した特徴はどれか。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

a  手には、親指がほかの指と独立に動く、拇指(ぼし)(母指)対向性がある。
b  大後頭孔が頭骨の底面に位置し、真下を向いている。
c  眼が前方についている。
d  骨盤は幅が広く、上下に短くなっている。
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  • a,b
  • a,c
  • a,d
  • b,c
  • b,d
  • c,d

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この過去問の解説 (2件)

01

「直立二足歩行に伴って」という問題文から、ただの知識問題ではなく4足歩行→2足歩行でどんなことが変わっているかに注目すると答えを導くことができるかと思います。

 

a: × 拇指対向性とは親指が他の指とは別の方向を向いており、握ったときに他の指と向かい合うようにして配置される性質です。2足歩行に伴って獲得された形質というよりは、ものをつかむかどうかという基準になります。

 

b: 〇 大後頭孔は背骨につながる部分です、2足歩行に従い背骨が出てくる位置があごの方向へ移動すると思います。そのために大後頭孔が下に移動してきました。

 

c: × 目が前方についていることは2足歩行とは関係ありません。目が前方にあることは、立体視が可能な範囲が広がることで獲物との距離が近くなり狩りに特化することになります。そのため、草食動物か肉食動物かという違いです。

 

d: 〇 骨盤は内臓を支える骨です。直立2足歩行になるにしたがって、より大きく支えられるように広く、短くなっていきました。

まとめ

知識も重要ですが、各知識をどのように意味づけして覚えられているかが、このような知識問題にかかわってきます。

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02

直立二足歩行に伴って獲得した特徴について答える問題です。

つまり、ヒトのように立った状態で、2足で歩く動物の特徴について考えましょう。

 

【a】

親指だけが他の指と離れ、向かい合っている状態を拇指対向性といい、物をつまんだり、つかんだりするための特徴です。

したがって、不正解です。

 

【b】

頭と脊髄が繋がることで、体が真っ直ぐに立ちます。つまり、体が安定し、歩きやすくなります。

したがって、正解です。

 

【c】

目が正面についていると、視野が狭いですが、立体的に見える範囲が広くなる特徴があります。

したがって、不正解です
 

 

【d】

骨盤の幅が広く、上下に短いと、内臓を支えることができます。つまり、体が安定し、歩きやすくなります。

したがって、正解です。

 

まとめ

立つこと、歩くことに関わりがあるかどうか、考えましょう!

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