大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問64 (地学基礎(第2問) 問3)
問題文
黒潮が流れている海域とカリフォルニア海流が流れている海域の同じ緯度上において、年平均水温の深さ方向の分布を模式的に示した図として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。なお、図中の実線は黒潮、破線はカリフォルニア海流における水温の鉛直分布とする。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問64(地学基礎(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
黒潮が流れている海域とカリフォルニア海流が流れている海域の同じ緯度上において、年平均水温の深さ方向の分布を模式的に示した図として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。なお、図中の実線は黒潮、破線はカリフォルニア海流における水温の鉛直分布とする。
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この過去問の解説 (1件)
01
まず、黒潮とカリフォルニア海流の特徴をまとめましょう。
「黒潮」
・表層が高温で、水深が深くなっても温かい。
・低緯度の温かい海水を運ぶ暖流。
・水深が増しても、温度はゆっくり下がるので、グラフにするとカーブはなだらかになる。
「カリフォルニア海流」
・表層がすでに低温で、浅い所で急に冷たくなる。
・高緯度の寒流で、深層の冷たい水が表層に上がってくる。
・水深が少し深くなるだけで、温度は急激に冷たくなるので、グラフにするとカーブは急になる。
黒潮(実線)は、カリフォルニア海流(鉛直分布)より水温が高いです。
よって、この選択肢はカリフォルニア海流(鉛直分布)の方が黒潮(実線)より水温が高くなっているので、不正解となります。
まず、水温を見てみましょう。
カリフォルニア海流(鉛直分布)は、表層温度が黒潮(実線)より低いです。
なので、カリフォルニア海流(鉛直分布)と黒潮(実線)の水温関係は正しいと言えます。
次に、深さを見てみましょう。
カリフォルニア海流(鉛直分布)は、「少し深くなると急激に温度が下がります」。この選択肢は、深さが1km下がると水温も急激に下がっています。
また、黒潮(実線)は、表層は高温かつ深くまで高温が続く、カーブのゆるやかな実線です。
この選択肢では、水深が1km下がっても温度が高いままで、ゆるやかにカーブしていることが分かります。
よって、この選択肢は正答と言えます。
黒潮(実線)は、カリフォルニア海流(鉛直分布)より水温が高いです。
よって、この選択肢はカリフォルニア海流(鉛直分布)の方が黒潮(実線)より水温が高くなっているので、不正解となります。
まず、水温を見てみましょう。
カリフォルニア海流(鉛直分布)は、表層温度が黒潮(実線)より低いです。
なので、カリフォルニア海流(鉛直分布)と黒潮(実線)の水温関係は正しいと言えます。
次に、深さを見てみましょう。
黒潮(実線)は、表層は高温かつ深くまで高温が続く、カーブのゆるやかな実線です。
この選択肢では、水深が1km下がっても温度が高いままで、ゆるやかにカーブしていることが分かります。
カリフォルニア海流(鉛直分布)は、浅い所で温度が急降下します。この図を見てみましょう。カリフォルニア海流(鉛直分布)の水深が1km下がったところの水温が変化していません。
なので、この選択肢は不正解となります。
以上のことから、黒潮(実線)の方がカリフォルニア海流(鉛直分布)より水温が高く、カリフォルニア海流(鉛直分布)の水深が深くなると水温が急激に下がる選択肢が正答となります。
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