大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問83 (物理(第3問) 問2)
問題文
ゴムひもを引っ張ったときの、ゴムひもの長さと張力の変化を測定したところ、図1と図2の結果が得られた。図1の実験では、ゴムひもをゆっくり時間をかけて引っ張りながら測定を行ったが、図2の実験では、すばやく引っ張って測定を行った。
ゴムの温度が常に室温と等しくなるようにゆっくり伸び縮みさせたときは、ゴムが等温変化していると考えることができる。また、ゴムひもをすばやく伸ばしたときは、ゴムと周囲との間に熱が移動する時間がないため断熱変化だと考えることができ、気体を断熱圧縮したときに温度が上がるように、ゴムの温度が上がる。このようにゴムの伸び・縮みを、気体の圧縮・膨張に対応させることができる。気体は理想気体であるものとして、熱力学の法則を応用してゴムの伸び・縮みを考えていこう。
気体の膨張について復習しよう。図3と図4は、それぞれ、シリンダーとなめらかに動くピストンで閉じ込められた気体の等温変化と断熱変化における体積と圧力の変化のグラフである。なお、図中の矢印は、気体がピストンを押す力を示す。図3のグラフの灰色に塗った部分の面積は、次の(イ)〜(ニ)のうちどれに対応するか。正しいものをすべて選び出した組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(イ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体がする仕事
(ロ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体がされる仕事
(ハ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体が放出する熱量
(ニ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体が吸収する熱量
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問83(物理(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
ゴムひもを引っ張ったときの、ゴムひもの長さと張力の変化を測定したところ、図1と図2の結果が得られた。図1の実験では、ゴムひもをゆっくり時間をかけて引っ張りながら測定を行ったが、図2の実験では、すばやく引っ張って測定を行った。
ゴムの温度が常に室温と等しくなるようにゆっくり伸び縮みさせたときは、ゴムが等温変化していると考えることができる。また、ゴムひもをすばやく伸ばしたときは、ゴムと周囲との間に熱が移動する時間がないため断熱変化だと考えることができ、気体を断熱圧縮したときに温度が上がるように、ゴムの温度が上がる。このようにゴムの伸び・縮みを、気体の圧縮・膨張に対応させることができる。気体は理想気体であるものとして、熱力学の法則を応用してゴムの伸び・縮みを考えていこう。
気体の膨張について復習しよう。図3と図4は、それぞれ、シリンダーとなめらかに動くピストンで閉じ込められた気体の等温変化と断熱変化における体積と圧力の変化のグラフである。なお、図中の矢印は、気体がピストンを押す力を示す。図3のグラフの灰色に塗った部分の面積は、次の(イ)〜(ニ)のうちどれに対応するか。正しいものをすべて選び出した組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(イ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体がする仕事
(ロ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体がされる仕事
(ハ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体が放出する熱量
(ニ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体が吸収する熱量
- (イ)
- (ロ)
- (ハ)
- (ニ)
- (イ)と(ハ)
- (イ)と(ニ)
- (ロ)と(ハ)
- (ロ)と(ニ)
- 該当なし
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この過去問の解説 (1件)
01
問題文が長いので整理しましょう。
今問われているのは図3の
「等温変化におけるPV図の面積が何に相当するか」です。
PV図の面積は仕事になりますが、
本問題では気体が膨張するので、気体は仕事をしています。
よって(イ)は正解で、(ロ)は誤りだとわかります。
また本問題は等温変化なので、気体は仕事をしても温度が下がることがありません。
よって、仕事をした分、同じエネルギーの熱を吸収する必要があるので、
(ニ)気体の体積がV1からV2へと変化する間に気体が吸収する熱量
も正解となります。
P-V図の面積は仕事になります。
その上で、それが正なのか負なのかきちんと考えましょう。
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