大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問92 (化学(第1問) 問1)
問題文
三重結合をもつ分子として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問92(化学(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
三重結合をもつ分子として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- シアン化水素
- フッ素
- アンモニア
- シクロヘキセン
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この過去問の解説 (3件)
01
三重結合をもつ分子はシアン化水素です。
三重結合とは2つの原子間の結合が三つの共有結合からなるものを指します。
例えば、ーC≡Cー(アセチレン結合)、ーC≡N(シアン結合)などが挙げられます。
シアン化水素、フッ素、アンモニア、シクロヘキセンの
中ではシアン化水素のみが該当します。
三重結合を持つ
ーC≡N(シアン結合)
を含むため、該当します。
フッ素(F2)は1価の陰イオン同士が結合したものなので、
結合は単結合です。
窒素の3つの非共有電子対それぞれに
水素が結合したものなので、
結合は単結合です。
シクロヘキセンはシクロヘキサン中の1組の炭素同士の結合が
2重結合したものです。
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02
ここでは共有結合を正しく理解しているかどうかがポイントになります。
共有結合には三重結合のほかに、単結合と二重結合があります。
三重結合において原子どうしは3組の非共有電子対で結合しており、構造式では3本の価標で表します。
価標とは分子を構造式で表示する時に用いる線の事です。
主な三重結合を持つ分子式には窒素N₂(N≡N)やアセチレンC₂H₂(HーC≡CーH)があります。
適当
HーC≡N
不適当
FーF
不適当
HーNーH
|
H
不適当
分子式はC₆H₁₆の環式不飽和炭化水素で、分子中にC=Cを1つ有します。
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03
三重結合を作るためには、原子から伸びる手の数が3本以上である必要があります。
代表的な例としては、窒素分子(N2)があります。
シアン化物イオン(CN–)はCとNの間に三重結合を作っている陰イオンなのでこれを含む
シアン化水素
が正答です。
価電子の数を覚えて適切な電子式を書けるようになりましょう。
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