大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問91 (物理(第4問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問91(物理(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

図2のようにX線管のフィラメント(陰極)・陽極間に高電圧を加え、陰極で発生した電子を陽極の金属に衝突させるとX線が発生する。図3は、陽極にモリブデンを用いた場合の、各電圧ごとに発生したX線の強度と波長の関係(X線スペクトル)を示している。たとえば、両極間の電圧が35kVの場合には、図のC点を最短波長とする連続スペクトルが得られた。また、連続的なスペクトルの中に鋭い二つのピーク(a)、(b)も観測され、このピークの波長は電圧によらない。
図3の結果を見たPさんとQさんが会話を始めた。ここで、プランク定数をh,光速をcとする。ただし、PさんとQさんの会話の内容は間違っていない。

空欄( オ )・( カ )に入れる記号と語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

Qさん:図3を見ると、二つの鋭いピークの波長は、電圧を変えてもまったく変化していない。二つのピーク(a)、(b)のうち、X線の光子のエネルギーが小さいのは( オ )の方だね。これらの二つのピークが現れるのは何に関係しているんだろう。
Pさん:陽極金属の種類を変えてみよう。そのとき、X線のピークの波長は変化することがわかっている。つまり、このX線のピークは陽極金属の特性に関係するようだね。では、両極間の電圧が35kVのとき、最短波長は図3のC点と比べてどうなるだろうか。
Qさん:最短波長は変化( カ )はずだよね。
問題文の画像
  • オ:(a)  カ:しない
  • オ:(a)  カ:する
  • オ:(b)  カ:しない
  • オ:(b)  カ:する

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