大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問95 (化学(第1問) 問4(a))
問題文
ある溶媒Aに溶解した安息香酸(分子式C7H6O2,分子量122)は、その一部が水素結合により会合して二量体を形成し、式(2)の化学平衡が成り立つ。
一方、溶媒Aに溶解したナフタレン(分子式C10H8,分子量128)は、カルボキシ基をもたないので、このような二量体を形成しない。
安息香酸による凝固点降下では、二量体は1個の溶質粒子としてふるまう。
そのため、ナフタレンによる凝固点降下と比較することで、二量体を形成する安息香酸の割合を知ることができる。
a 図2は、溶媒Aにナフタレンを溶解した溶液(ナフタレンの溶液)の質量モル濃度と凝固点との関係を表したグラフである。
図2から求められる溶媒Aのモル凝固点降下の値を2桁の整数で表すとき、空欄( )に当てはまる数字を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
( )K・kg/mol
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問95(化学(第1問) 問4(a)) (訂正依頼・報告はこちら)
ある溶媒Aに溶解した安息香酸(分子式C7H6O2,分子量122)は、その一部が水素結合により会合して二量体を形成し、式(2)の化学平衡が成り立つ。
一方、溶媒Aに溶解したナフタレン(分子式C10H8,分子量128)は、カルボキシ基をもたないので、このような二量体を形成しない。
安息香酸による凝固点降下では、二量体は1個の溶質粒子としてふるまう。
そのため、ナフタレンによる凝固点降下と比較することで、二量体を形成する安息香酸の割合を知ることができる。
a 図2は、溶媒Aにナフタレンを溶解した溶液(ナフタレンの溶液)の質量モル濃度と凝固点との関係を表したグラフである。
図2から求められる溶媒Aのモル凝固点降下の値を2桁の整数で表すとき、空欄( )に当てはまる数字を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
( )K・kg/mol
- 10
- 20
- 30
- 40
- 50
- 60
- 70
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