大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問98 (化学(第1問) 問5)
問題文
ある溶媒Aに溶解した安息香酸(分子式C7H6O2,分子量122)は、その一部が水素結合により会合して二量体を形成し、式(2)の化学平衡が成り立つ。
一方、溶媒Aに溶解したナフタレン(分子式C10H8,分子量128)は、カルボキシ基をもたないので、このような二量体を形成しない。
安息香酸による凝固点降下では、二量体は1個の溶質粒子としてふるまう。
そのため、ナフタレンによる凝固点降下と比較することで、二量体を形成する安息香酸の割合を知ることができる。
c 式(2)の平衡状態において、二量体を形成していない安息香酸分子の数Mに対する二量体の数nの比n/mを、式(3)のβを用いて表すとき、最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
β=二量体を形成している安息香酸の物質量/溶液に含まれる安息香酸の全物質量 (3)
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問98(化学(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
ある溶媒Aに溶解した安息香酸(分子式C7H6O2,分子量122)は、その一部が水素結合により会合して二量体を形成し、式(2)の化学平衡が成り立つ。
一方、溶媒Aに溶解したナフタレン(分子式C10H8,分子量128)は、カルボキシ基をもたないので、このような二量体を形成しない。
安息香酸による凝固点降下では、二量体は1個の溶質粒子としてふるまう。
そのため、ナフタレンによる凝固点降下と比較することで、二量体を形成する安息香酸の割合を知ることができる。
c 式(2)の平衡状態において、二量体を形成していない安息香酸分子の数Mに対する二量体の数nの比n/mを、式(3)のβを用いて表すとき、最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
β=二量体を形成している安息香酸の物質量/溶液に含まれる安息香酸の全物質量 (3)
- 2β/(1-β)
- β/(1-β)
- β/2(1-β)
- (1-β)/β
- β/2
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