大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問127 (生物(第1問) 問2)
問題文
現在、多くの生物で絶滅のおそれが高まり、(a)生物多様性の低下が懸念されている。近年、植物種Xの生息地は分断され、(b)個体数が減少しつつある。植物種Xは多年生の草本で、地下茎により越冬し、翌年まで生存した個体は前年と同じ位置から地上部を出す。植物種Xには三つの生育段階(芽生え、幼個体、開花個体)があり、種子から発芽した芽生えは、成長すると翌年は幼個体になる。幼個体は数年をかけて成長して開花個体になり、一度だけ開花したのち、枯死する。
植物種Xの大きな個体群の生息地に1m2の区画をつくり、個体の分布を翌年まで観察したところ、図1の結果が得られた。この結果から導かれる次の考察文中のア〜ウに入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
芽生えは( ア )分布だが、開花個体へ成長する過程で分布様式が次第に変化している。区画全体でみると、芽生えの年死亡率は、幼個体の年死亡率と比べて( イ )が、区画内のどの場所でも同じではなく、芽生えの密度が高い場所ほど年死亡率が( ウ )。成長する過程で分布様式が変化するのは、このためだと考えられる。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問127(生物(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
現在、多くの生物で絶滅のおそれが高まり、(a)生物多様性の低下が懸念されている。近年、植物種Xの生息地は分断され、(b)個体数が減少しつつある。植物種Xは多年生の草本で、地下茎により越冬し、翌年まで生存した個体は前年と同じ位置から地上部を出す。植物種Xには三つの生育段階(芽生え、幼個体、開花個体)があり、種子から発芽した芽生えは、成長すると翌年は幼個体になる。幼個体は数年をかけて成長して開花個体になり、一度だけ開花したのち、枯死する。
植物種Xの大きな個体群の生息地に1m2の区画をつくり、個体の分布を翌年まで観察したところ、図1の結果が得られた。この結果から導かれる次の考察文中のア〜ウに入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
芽生えは( ア )分布だが、開花個体へ成長する過程で分布様式が次第に変化している。区画全体でみると、芽生えの年死亡率は、幼個体の年死亡率と比べて( イ )が、区画内のどの場所でも同じではなく、芽生えの密度が高い場所ほど年死亡率が( ウ )。成長する過程で分布様式が変化するのは、このためだと考えられる。
- ア:集中 イ:高い ウ:高い
- ア:集中 イ:高い ウ:低い
- ア:集中 イ:変わらない ウ:高い
- ア:集中 イ:変わらない ウ:低い
- ア:ランダム イ:高い ウ:高い
- ア:ランダム イ:高い ウ:低い
- ア:ランダム イ:変わらない ウ:高い
- ア:ランダム イ:変わらない ウ:低い
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