共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問60 (地学基礎(第1問) 問6)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問60(地学基礎(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

鉱物と火山に関する次の問いに答えよ。

Nさんは、火山に関連する言葉をつないだ図を、A:火山の形、B:マグマの分類、C:マグマの粘性、D:マグマのSiO2量の四つの項目に着目して描いてみた(図3)。Nさんは、図を見直して、A~Dのうちの一つの項目について、言葉が上下入れ替わっていることに気づいた。どの項目の言葉を入れ替えると図3は正しくなるか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • A
  • B
  • C
  • D

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この過去問の解説 (3件)

01

マグマの性質(SiO₂量・粘性)と火山の形・噴火様式には密接な関係があります。

SiO₂が多いほど粘性が大きく、流れにくいマグマになります。

では、問題を見てみましょう。

選択肢3. C

SiO₂が多い場合:

・流紋岩質マグマ

・粘性は「大きい(流れにくい)」

・粘性が大きいため溶岩ドームのような急傾斜の火山になる

 

SiO₂が少ない場合:

・玄武岩質マグマ

・粘性は「小さい(流れやすい)」

・盾状火山のような傾斜のゆるい火山になる

 

問題の図では粘性の上下関係が逆になっており、入れ替わっているのはCです。

そのため、この選択肢は正しいです。

まとめ

・SiO₂が多い → 粘性大 → 激しい噴火 → 溶岩ドーム・鐘状火山

・SiO₂が少ない → 粘性小 → おだやかな噴火 → 盾状火山

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02

この問題は、火山の形・マグマの性質(SiO₂量・粘性)・分類の対応関係を正しく理解しているかを問うものです。

選択肢3. C

正しい対応関係は次の通りです。

SiO₂量が多い → 粘性が大きい → 流れにくい → 溶岩ドームなど(急な火山)

SiO₂量が少ない → 粘性が小さい → 流れやすい → 盾状火山(なだらかな火山)

 

また、マグマの分類も

流紋岩質(SiO₂多・高粘性)

安山岩質(中間)

玄武岩質(SiO₂少・低粘性)
と対応しています。

 

これらの関係から、SiO₂量(D)と粘性(C)は同じ並び方向になります。
しかし、図ではこの対応が逆になっている(SiO₂量が多いのに粘性が低い側につながる)ため、粘性の並びが上下逆であると判断できます。

まとめ

入れ替えるべきなのは

C(マグマの粘性) です。

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03

この問題は火山の形態とマグマの性質について問われています。

まず、火山の特徴をまとめましょう。

①SiO2量が多い(ケイ長質マグマ)

・SiO2量:約63%以上

・粘性:高い

・流れにくい

・火山の形・溶岩円頂丘(溶岩ドーム)

 

②SiO2量が少ない(苦鉄質マグマ)

・SiO2量:約45~52%

・粘性:低い

・流れやすい

・火山の形:盾状火山

 

この特徴をもとに、図を見てみましょう。

問題文では、昭和新山は粘性が低く、キラウエアは粘性が高いとなっています。

これは、先述した火山の特徴と逆になっていることがわかります。

よって、図ではマグマの粘性が入れ替わっていることが分かります。

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