大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問88 (物理(第3問) 問3)
問題文
全方向に等しく音を出す小球状の音源が、図1のように、点Oを中心として半径r、速さvで時計回りに等速円運動をしている。音源は一定の振動数f0の音を出しており、音源の円軌道を含む平面上で静止している観測者が、届いた音波の振動数fを測定する。
音源と観測者の位置をそれぞれ点P、Qとする。点Qから円に引いた2本の接線の接点のうち、音源が観測者に近づきながら通過する方を点A、遠ざかりながら通過する方を点Bとする。また、直線OQが円と交わる2点のうち観測者に近い方を点C、遠い方を点Dとする。vは音速Vより小さく、風は吹いていない。
音源が点A、点Bを通過したときに出した音を観測者が測定したところ、振動数はそれぞれfA、fBであった。fAと音源の速さvを表す式の組合せとして正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問88(物理(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
全方向に等しく音を出す小球状の音源が、図1のように、点Oを中心として半径r、速さvで時計回りに等速円運動をしている。音源は一定の振動数f0の音を出しており、音源の円軌道を含む平面上で静止している観測者が、届いた音波の振動数fを測定する。
音源と観測者の位置をそれぞれ点P、Qとする。点Qから円に引いた2本の接線の接点のうち、音源が観測者に近づきながら通過する方を点A、遠ざかりながら通過する方を点Bとする。また、直線OQが円と交わる2点のうち観測者に近い方を点C、遠い方を点Dとする。vは音速Vより小さく、風は吹いていない。
音源が点A、点Bを通過したときに出した音を観測者が測定したところ、振動数はそれぞれfA、fBであった。fAと音源の速さvを表す式の組合せとして正しいものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- fA:f0 v:(fB/fA)V
- fA:f0 v:{(fA−fB)/(fA+fB)}V
- fA:{(V+v)/V}f0 v:(fB/fA)V
- fA:{(V+v)/V}f0 v:{(fA−fB)/(fA+fB)}V
- fA:{V/(V−v)}f0 v:(fB/fA)V
- fA:{V/(V−v)}f0 v:{(fA−fB)/(fA+fB)}V
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この過去問の解説 (1件)
01
解答 fA:{V/(V−v)}f0 v:{(fA−fB)/(fA+fB)}V
解説
まずドップラー効果の公式より
fA={V/(V−v)}f0 …①
となり、同様に考えて、
fB={V/(V+v)}f0 …②
となります。
これら2式からf0を消去して、vについて整理します。
例えば以下のように計算します。
①を変形して (V−v)fA=Vf0
②を変形して (V+v)fB=Vf0
よって (V+v)fB=(V-v)fA
となります。これをvについて整理して、
VfB+vfB=VfA-vfA
vfA+vfB = VfA-VfB
(fA+fB)v =(fA-fB)V
v={(fA−fB)/(fA+fB)}V
よって答えは
fA:{V/(V−v)}f0 v:{(fA−fB)/(fA+fB)}V
となります。
この選択肢が正解となります。
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