大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問89 (物理(第3問) 問4)
問題文
全方向に等しく音を出す小球状の音源が、図1のように、点Oを中心として半径r、速さvで時計回りに等速円運動をしている。音源は一定の振動数f0の音を出しており、音源の円軌道を含む平面上で静止している観測者が、届いた音波の振動数fを測定する。
音源と観測者の位置をそれぞれ点P、Qとする。点Qから円に引いた2本の接線の接点のうち、音源が観測者に近づきながら通過する方を点A、遠ざかりながら通過する方を点Bとする。また、直線OQが円と交わる2点のうち観測者に近い方を点C、遠い方を点Dとする。vは音速Vより小さく、風は吹いていない。
次に、音源と観測者を入れかえた場合を考える。図3に示すように、音源を点Qの位置に固定し、観測者が点Oを中心に時計回りに等速円運動をする。
このとき、等速円運動をする観測者が測定する音の振動数についての記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問89(物理(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
全方向に等しく音を出す小球状の音源が、図1のように、点Oを中心として半径r、速さvで時計回りに等速円運動をしている。音源は一定の振動数f0の音を出しており、音源の円軌道を含む平面上で静止している観測者が、届いた音波の振動数fを測定する。
音源と観測者の位置をそれぞれ点P、Qとする。点Qから円に引いた2本の接線の接点のうち、音源が観測者に近づきながら通過する方を点A、遠ざかりながら通過する方を点Bとする。また、直線OQが円と交わる2点のうち観測者に近い方を点C、遠い方を点Dとする。vは音速Vより小さく、風は吹いていない。
次に、音源と観測者を入れかえた場合を考える。図3に示すように、音源を点Qの位置に固定し、観測者が点Oを中心に時計回りに等速円運動をする。
このとき、等速円運動をする観測者が測定する音の振動数についての記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 点Aにおいて最も大きく、点Bにおいて最も小さい。
- 点Bにおいて最も大きく、点Aにおいて最も小さい。
- 点Cにおいて最も大きく、点Dにおいて最も小さい。
- 点Dにおいて最も大きく、点Cにおいて最も小さい。
- 観測の位置によらず、常に等しい。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説
前の問題(問88)へ
令和5年度(2023年度)本試験 問題一覧
次の問題(問90)へ