共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問121 (化学(第4問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問121(化学(第4問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。

芳香族化合物に関する記述として誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • フタル酸を加熱すると、分子内で脱水し、酸無水物が生成する。
  • アニリンは、水酸化ナトリウム水溶液と塩酸のいずれにもよく溶ける。
  • ジクロロベンゼンには、ベンゼン環に結合する塩素原子の位置によって3種類の異性体が存在する。
  • アセチルサリチル酸に塩化鉄(Ⅲ)水溶液を加えても呈色しない。

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この過去問の解説 (2件)

01

選択肢を一つずつ見ていきましょう。

選択肢1. フタル酸を加熱すると、分子内で脱水し、酸無水物が生成する。

これは正しいです。

フタル酸を加熱すると、無水フタル酸が生成します。

選択肢2. アニリンは、水酸化ナトリウム水溶液と塩酸のいずれにもよく溶ける。

これは誤りです。

アニリンは弱塩基であり、塩酸中にはとけますが、水酸化ナトリウム水溶液には溶けません。

選択肢3. ジクロロベンゼンには、ベンゼン環に結合する塩素原子の位置によって3種類の異性体が存在する。

これは正しいです。

ジクロロベンゼンはベンゼン環に塩素原子Clが2個結合した化合物であり、結合する位置によってo(オルト)位、m(メタ)位、p(パラ)位の3種類の異性体があります。

選択肢4. アセチルサリチル酸に塩化鉄(Ⅲ)水溶液を加えても呈色しない。

これは正しいです。

サリチル酸は塩化鉄(Ⅲ)水溶液を加えると呈色しますが、アセチルサリチル酸では呈色しません。

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02

芳香族化合物に関する問題です。

選択肢1. フタル酸を加熱すると、分子内で脱水し、酸無水物が生成する。

正しい

 

フタル酸を加熱すると、分子内で脱水し、酸無水物が生成します。

選択肢2. アニリンは、水酸化ナトリウム水溶液と塩酸のいずれにもよく溶ける。

誤り

 

アニリンは水酸化ナトリウム水溶液には溶けません。

選択肢3. ジクロロベンゼンには、ベンゼン環に結合する塩素原子の位置によって3種類の異性体が存在する。

正しい

 

ジクロロベンゼンには塩素Cl原子の位置により、オルト、メタ、パラの3種類の異性体が存在します。

選択肢4. アセチルサリチル酸に塩化鉄(Ⅲ)水溶液を加えても呈色しない。

正しい

 

塩化鉄(Ⅲ)FeCl3水溶液を加えて呈色するのはフェノール類です。

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