大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問143 (生物(第3問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問143(生物(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

太陽からの直射光が到達する場所の光環境(以下、日なた)に対して、葉に覆われて陰になっている場所の光環境(以下、葉陰(はかげ))は異なる。(a)植物は、このような周囲の光環境の違いを種々の光受容体により感知して、光環境に応答しながら生きている。

光環境は、細胞内での葉緑体の分布にも影響を与える。そこで、光環境を変えたときに葉緑体の分布がどのように変化するかを調べるため、実験1を行った。

実験1  日なたで生育させたシロイヌナズナを、よく晴れた日の正午に葉陰に移した(処理1)。そのシロイヌナズナを、翌日の正午に葉陰から日なたに再び移して3時間置いた(処理2)。図1はこの処理を模式的に表したものである。図2は、葉緑体の分布を観察した細胞の模式図である。また図3は、処理1を施す前、処理1終了直後、および処理2終了直後のそれぞれについて、細胞内の葉緑体の分布を模式的に示したものである。

葉緑体の分布の違いが、葉を通る光にどのような影響を及ぼすかを調べるため、処理1終了直後と処理2終了直後のシロイヌナズナの葉の表側表皮から波長400~700nmの一定の強度の光(以下、入射光)を照射して、裏側表皮に透過する光(以下、透過光)の強度を波長ごとに測定し、波長400~700nmの光の透過率(入射光に対する透過光の割合)を記録した。得られた各波長の光の透過率を示すグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。なお、図中の実線は処理1終了直後、破線は処理2終了直後の結果を示したものである。
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