大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問151 (生物(第5問) 問1(1))
問題文
ショウジョウバエでは、タンパク質XのmRNAは、(a)母性因子の遺伝子(母性効果遺伝子)(以下、母性遺伝子)から転写され、卵の後端の細胞質に蓄えられる。卵が産みだされると、このmRNAからタンパク質Xが翻訳され、発生を開始した卵(以下、胚)の後端から前方の領域にかけて(b)タンパク質Xの濃度勾配が生じ、タンパク質Xの濃度が一定以上になった領域に腹部が形成される。
下線部(a)に関連して、ショウジョウバエの胚の生存に必要な母性因子を合成する母性遺伝子Mに関する次の文章中の( ア )に入る数値として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。なお、遺伝子Mは、常染色体上にあり、母性遺伝子としてのみ働くものとする。
遺伝子Mと、その働きを失った対立遺伝子mとをヘテロ接合で持つ個体どうしを交配して得られた受精卵のうち、理論上は( ア )%が成虫まで発生する。このとき成虫まで発生した全ての雌と野生型の雄とを交配して得られる受精卵のうち、( イ )%が成虫まで発生する。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問151(生物(第5問) 問1(1)) (訂正依頼・報告はこちら)
ショウジョウバエでは、タンパク質XのmRNAは、(a)母性因子の遺伝子(母性効果遺伝子)(以下、母性遺伝子)から転写され、卵の後端の細胞質に蓄えられる。卵が産みだされると、このmRNAからタンパク質Xが翻訳され、発生を開始した卵(以下、胚)の後端から前方の領域にかけて(b)タンパク質Xの濃度勾配が生じ、タンパク質Xの濃度が一定以上になった領域に腹部が形成される。
下線部(a)に関連して、ショウジョウバエの胚の生存に必要な母性因子を合成する母性遺伝子Mに関する次の文章中の( ア )に入る数値として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。なお、遺伝子Mは、常染色体上にあり、母性遺伝子としてのみ働くものとする。
遺伝子Mと、その働きを失った対立遺伝子mとをヘテロ接合で持つ個体どうしを交配して得られた受精卵のうち、理論上は( ア )%が成虫まで発生する。このとき成虫まで発生した全ての雌と野生型の雄とを交配して得られる受精卵のうち、( イ )%が成虫まで発生する。
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