共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問35 (生物基礎(第1問) 問4)
問題文
(b)DNAの遺伝情報はまずmRNAに転写され、タンパク質へと翻訳される。わずか4種類のヌクレオチドで構成されるDNAの遺伝情報から、(c)構造や働きの異なる多種多様なタンパク質がつくられる。
タンパク質を構成する各アミノ酸を、mRNAの塩基のどのような並びが指定するのかについては、(d)大腸菌の抽出物を用いて、特定の塩基配列を持つ合成RNAから人工的にタンパク質を合成させる実験によって調べられた。様々な塩基配列の合成RNAを用い、合成されたタンパク質のアミノ酸配列を調べることにより、タンパク質の構成要素となる20種類全てのアミノ酸をそれぞれ指定する塩基の並びが判明した。
下線部(c)に関連して、タンパク質についての記述として誤っているものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問35(生物基礎(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
(b)DNAの遺伝情報はまずmRNAに転写され、タンパク質へと翻訳される。わずか4種類のヌクレオチドで構成されるDNAの遺伝情報から、(c)構造や働きの異なる多種多様なタンパク質がつくられる。
タンパク質を構成する各アミノ酸を、mRNAの塩基のどのような並びが指定するのかについては、(d)大腸菌の抽出物を用いて、特定の塩基配列を持つ合成RNAから人工的にタンパク質を合成させる実験によって調べられた。様々な塩基配列の合成RNAを用い、合成されたタンパク質のアミノ酸配列を調べることにより、タンパク質の構成要素となる20種類全てのアミノ酸をそれぞれ指定する塩基の並びが判明した。
下線部(c)に関連して、タンパク質についての記述として誤っているものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 細胞内の代謝のほとんどは、タンパク質を主成分とする酵素によって行われる。
- タンパク質を構成するアミノ酸の配列は、タンパク質の種類によって異なる。
- タンパク質を構成するアミノ酸の種類と総数が決まれば、タンパク質の働きと性質も決まる。
- タンパク質には、それが合成された組織や器官とは異なる場所で働くものがある。
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この過去問の解説 (2件)
01
タンパク質の構造と機能の関係について、問われています。
代謝反応(分解・合成など)の多くは、酵素によって行われます。酵素の本体はタンパク質であるため、正しいと言えます。
タンパク質はアミノ酸が直鎖状に並んだものであり、その配列はタンパク質ごとに異なります。これが構造・機能の違いを生むので、正しいと言えます。
タンパク質の性質を決めるのは、アミノ酸の配列です。アミノ酸の種類と総数ではありません。同じ種類・同じ個数のアミノ酸でも並び方が違えば、別のタンパク質になるので、誤りとなります。
・消化酵素→すい臓で合成され、小腸で働く。
・ホルモン→内分泌腺で合成され、血流で全身へ。
このように、合成された場所と、働く場所が異なるものは存在します。よって、この選択肢は正しいと言えます。
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02
問題文を丁寧に読み取りましょう👍🏻
細胞内の代謝のほとんどは、タンパク質を主成分とする酵素によって行われています。
したがって、正解です。
タンパク質を構成するアミノ酸の配列は、タンパク質の種類によって異なります。
したがって、正解です。
タンパク質を構成するアミノ酸の種類と総数が同じでも、並び方が異なると性質や働きが変わります。
したがって、不正解です。
タンパク質が合成された組織や器官と、タンパク質が働く組織や器官が異なる場合があります。
したがって、正解です。
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