共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問54 (地学基礎(第1問) 問7)
問題文
次の文章を読み、オ・カに入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
次の図2は、ある地域の接触変成帯を模式的に示したものである。この地域の泥岩は、花こう岩の貫入に伴う( オ )の影響により変成作用を受け、花こう岩に接した部分Cは( カ )に変わった。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問54(地学基礎(第1問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読み、オ・カに入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
次の図2は、ある地域の接触変成帯を模式的に示したものである。この地域の泥岩は、花こう岩の貫入に伴う( オ )の影響により変成作用を受け、花こう岩に接した部分Cは( カ )に変わった。
- オ:熱 カ:ホルンフェルス
- オ:熱 カ:片麻(へんま)岩
- オ:圧力 カ:ホルンフェルス
- オ:圧力 カ:片麻(へんま)岩
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この過去問の解説 (3件)
01
接触変成作用は、マグマの貫入による熱の影響で周囲の岩石が変成される現象です。
圧力が主な原因となるのは広域変成作用であり、接触変成作用とは区別して覚えておきましょう。
では、問題を見てみましょう。
花こう岩の貫入により周囲に高温の熱が加わり、泥岩が接触変成作用を受けます。
その結果、接した部分Cはホルンフェルス(緻密で硬い変成岩)に変わります。
そのため、この選択肢は正しいです。
オの「熱」は正しいですが、カが誤りです。
片麻岩は広域変成作用(高温・高圧)によってできる岩石であり、接触変成作用では生成されません。
そのため、この選択肢は誤りです。
カの「ホルンフェルス」は正しいですが、オが誤りです。
接触変成作用の主な原因はマグマの熱であり、圧力ではありません。圧力が主因となるのは広域変成作用です。
そのため、この選択肢は誤りです。
オ・カともに誤りです。
接触変成作用の原因は熱であり、生成される岩石はホルンフェルスです。
圧力による広域変成作用と混同しないよう注意が必要です。
そのため、この選択肢は誤りです。
・接触変成作用の原因は熱(マグマの貫入による)
・広域変成作用の原因は圧力
・ホルンフェルスは、接触変成作用で変化してできる岩石(原石は泥岩)
・片麻岩は、広域変成作用で変化してできる岩石(原岩は泥岩・砂岩などの堆積岩や花こう岩などの火成岩)
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02
接触変成作用の原因(熱か圧力か)と、そこでできる代表的な変成岩を理解しているかを問う問題です。
花こう岩の貫入に伴う接触変成作用は、主にマグマの熱によって起こります。
その結果、泥岩はホルンフェルスに変化します。
片麻岩は広域変成作用(高温・高圧)でできるため、この場合は該当しません。
以上より、正しい選択肢は、
オ:熱 カ:ホルンフェルス
です。
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03
まず、接触変成体とは、マグマが周囲の岩石に貫入し、マグマの「熱」によって生じる変成作用のことです。
この接触変成作用で花こう岩に接した部分は、マグマが周囲を熱し、もろくて硬い「ホルンフェルス」に変成されます。泥岩や砂岩などに、マグマが貫入し、高温を与えることで岩石が変質します。その結果、元の岩の組織が細かくなり、硬くもろいホルンフェルスが出来上がります。
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