大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問80 (物理(第4問) 問4)
問題文
授業中の外部の騒音に困ったPさんとQさんは「音を使って音を消すことはできないのかな?」と考え、先生に相談した。次の問いに答えよ。ただし、会話文の内容は正しいものとする。
次の会話文の空欄( A )に入れる式として最も適当なものを、選択肢のうちから一つ選べ。
先生:問3 で求めた図において合成波の変位が0の位置で、時間によらずその変位が0になるかどうかを数式で確認してみましょう。
図5がt=0の瞬間だと考えると、時刻tにおける波源Aから出た波(−−−−)の点Aでの変位も、波源Bから出た波(・・・・・・・)の点Bでの変位も、振幅をA0、周期をTとしてA0cos(2πt/T)という同じ式で表現されます。
Pさん:まず、点Bの右側(5λ/2≦x)を考えてみます。図5を見ると、ここでは二つの波の変位の向きが逆になっていて、波の進行方向が同じです。
Qさん:二つの波源の間の距離は5λ/2なので、点Bの右側では波源Aから出た波と波源Bから出た波の間には常に( A )の位相の差が生じます。
先生:点Bの右側では、二つの波は常に逆位相になっているので、打ち消しあうことが確認できました。この打ち消しあいは点Aの左側でも同じですね。
次に、点Aと点Bの間(0<x<5λ/2)の範囲を考えてみましょう。時刻t、座標xの点における波源Aから出た波の変位は、
yA=A0cos(2π/T){t-(x/v)}と表されます。
Qさん:波源Bから出た波も同様に考えることができます。点Bから座標xまでの距離を考えれば、時刻t、座標xの点における波源Bから出た波の変位は、
yB=( B )と表されます。
先生:波が打ち消しあう位置では、波源Aから出た波と波源Bから出た波の位相が常に逆になっています。合成波の変位yA+yBの式に、問3で求めた合成波の図において変位が0の座標xを代入すると、時間によらずその位置の変位が0となることが確認できるでしょう。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問80(物理(第4問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
授業中の外部の騒音に困ったPさんとQさんは「音を使って音を消すことはできないのかな?」と考え、先生に相談した。次の問いに答えよ。ただし、会話文の内容は正しいものとする。
次の会話文の空欄( A )に入れる式として最も適当なものを、選択肢のうちから一つ選べ。
先生:問3 で求めた図において合成波の変位が0の位置で、時間によらずその変位が0になるかどうかを数式で確認してみましょう。
図5がt=0の瞬間だと考えると、時刻tにおける波源Aから出た波(−−−−)の点Aでの変位も、波源Bから出た波(・・・・・・・)の点Bでの変位も、振幅をA0、周期をTとしてA0cos(2πt/T)という同じ式で表現されます。
Pさん:まず、点Bの右側(5λ/2≦x)を考えてみます。図5を見ると、ここでは二つの波の変位の向きが逆になっていて、波の進行方向が同じです。
Qさん:二つの波源の間の距離は5λ/2なので、点Bの右側では波源Aから出た波と波源Bから出た波の間には常に( A )の位相の差が生じます。
先生:点Bの右側では、二つの波は常に逆位相になっているので、打ち消しあうことが確認できました。この打ち消しあいは点Aの左側でも同じですね。
次に、点Aと点Bの間(0<x<5λ/2)の範囲を考えてみましょう。時刻t、座標xの点における波源Aから出た波の変位は、
yA=A0cos(2π/T){t-(x/v)}と表されます。
Qさん:波源Bから出た波も同様に考えることができます。点Bから座標xまでの距離を考えれば、時刻t、座標xの点における波源Bから出た波の変位は、
yB=( B )と表されます。
先生:波が打ち消しあう位置では、波源Aから出た波と波源Bから出た波の位相が常に逆になっています。合成波の変位yA+yBの式に、問3で求めた合成波の図において変位が0の座標xを代入すると、時間によらずその位置の変位が0となることが確認できるでしょう。
- π/2
- 5π/4
- 5π/2
- 5π
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この過去問の解説 (1件)
01
位相差を考える問題です。
A(x=0)とB(x=5λ/2)の距離は5λ/2です。
λ=2πなので、
5/2×2π=5πの位相差が生まれます。
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