共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問4 (物理基礎(第1問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問4(物理基礎(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

白熱電球およびLED電球のエネルギー変換について考察した次の文章中の空欄( ア )・( イ )に入れる数値の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

電球が消費する電力量のうち、光エネルギーとして放出される量が占める割合を、電球の効率と呼ぶことにする。消費電力60W、効率10%の白熱電球が1時間点灯する間に放出する光エネルギーは、( ア )Whである。また、同じ時間点灯する間に、この白熱電球と同じ大きさの光エネルギーを放出する、消費電力15WのLED電球の効率は、( イ )%と見積もられる。
  • ア:6.0  イ:40
  • ア:6.0  イ:60
  • ア:22  イ:40
  • ア:22  イ:60
  • ア:54  イ:40
  • ア:54  イ:60
  • ア:600  イ:40
  • ア:600  イ:60

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は「ア:6.0 イ:40」です。

 

必ず空欄の後の単位を見てから計算しましょう。
 

一般的には消費電力を示すW(ワット)はJ/s(ジュール/セカンド)と秒で示しますが、(ア)の直後はWhとなっており、「1時間」を「3600秒」と計算しなくて良いことがわかります。

 

そのため、1時間の消費電力は
6.0×1=6.0(Wh)
となります。

 

それにより、LED電球の効率は、「消費電力15WのLED電球が6.0Wに達する時間」と考えて、
6.0/15=0.4→40%
と出すこともできます。

 

したがって、「ア:6.0、イ:40」の選択肢が正答となります。

 

 

ただし、最速でわかるのは、「同じだけの熱量(光エネルギー)を使う時間」と考えて、
 

 消費電力効率1時間あたりの消費電力
白熱電球60W10%6.0Wh
LED電球15W?%6.0Wh

表は横にスクロールできます


1時間あたりの消費電力が同じなら、消費電力の列は白熱電球からLED電球で1/4になっているため、効率の列では白熱電球からLED電球で4倍になるはずです。
10(%)×4=40(%)
別解として、このように考えることもできます。

選択肢1. ア:6.0  イ:40

適当です。

まとめ

解説冒頭の別解は、単純な条件下だからこそ成り立っています。

 

どんな問題にも対応する力を求めるのであれば、別解ではなく、正攻法をきちんと学習しましょう。

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02

電球が消費する電力量(Wh)は電力(W)× 時間(h)で求められます。

60Wの白熱電球が1時間点灯したときの消費電力量は 

 

60(W)×1(h)=60(Wh)

 

となります。

このうち、光エネルギーとして放出されるのは10%です。

よって、放出される光エネルギーは

 

60(Wh)×0.1=6.0(Wh)

 

となり、(ア)には6が入ります。

LED電球は白熱電球と同じ大きさの光エネルギーを放出するため、LED電球が1時間に放出する光エネルギーも6Whになります。

効率は放出する光エネルギー÷消費電力量×100で求められるため

 

6(Wh)÷15(Wh)×100=40%

 

より(イ)には40が入ります。

 

 

選択肢1. ア:6.0  イ:40

よってこの選択肢が正解となります。

参考になった数0

03

解答 ア:6.0  イ:40

 

アの解説

消費電力60Wの白熱電球に1時間電流を流した際の電力量は60Whです。

この白熱電球が放出する光エネルギーはその10%なので6.0Whとなります。

よって答えは ア:6.0 となります。

 

イの解説

消費電力15WのLED電球に1時間電流を流した際の電力量は15Whです。

このLED電球が放出する光エネルギーが6.0Whと考えると、その効率は

6.0Wh÷15Wh = 6/15 =0.4 → 40% となります。

よって答えは イ:40 となります。

選択肢1. ア:6.0  イ:40

この選択肢が正解となります。

まとめ

W(ワット)は電力の単位で、仕事率の単位でもあります。

Wh(ワット時)は電力量の単位で、仕事の単位、エネルギーの単位です(ジュールの仲間)。

混同しないように注意しましょう。

参考になった数0