共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問33 (生物基礎(第1問) 問1)
問題文
全ての生物は、(a)細胞を基本単位として活動している。細胞は生物固有の全遺伝情報である(b)ゲノムを持ち、ゲノムに存在する(c)遺伝子が発現することで、細胞の働きが維持されている。遺伝子の本体は、(d)肺炎を引き起こす肺炎双球菌(肺炎球菌)を用いた実験により明らかになった。
下線部(a)について、原核細胞と真核細胞に共通する特徴として適当でないものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問33(生物基礎(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
全ての生物は、(a)細胞を基本単位として活動している。細胞は生物固有の全遺伝情報である(b)ゲノムを持ち、ゲノムに存在する(c)遺伝子が発現することで、細胞の働きが維持されている。遺伝子の本体は、(d)肺炎を引き起こす肺炎双球菌(肺炎球菌)を用いた実験により明らかになった。
下線部(a)について、原核細胞と真核細胞に共通する特徴として適当でないものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 細胞内での化学エネルギーの受け渡しにATPを利用する。
- 細胞内で酵素反応が行われている。
- 異化の仕組みを持つ。
- 物質は細胞膜を介して出入りする。
- ミトコンドリアや葉緑体を持つ。
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この過去問の解説 (3件)
01
原核細胞と真核細胞の違いをおさえることがポイントです。
原核細胞・・・細胞小器官をもたない
真核細胞・・・細胞小器官をもっている
※「細胞小器官」とは
核やミトコンドリアなどが入っている部屋のようなものです。
原核細胞および真核細胞は「エネルギーの通貨」としてATPを利用します。
これはすべての生き物に共通し、このATPがないと活動できません。
なぜ「エネルギーの通貨」という例えをするのか?
細胞が「筋肉を修復したい」「新しい物質を作り出そう」と活動する時にATPを利用したり、使わない時には貯めておくことも出来るという点で「通貨」という例えをされています。
原核細胞および真核細胞はどちらも細胞内で分解や化学反応(代謝)が起きています。
この生命活動を維持するための「酵素」および「酵素反応」は必要不可欠です。
異化とは?
バラバラに分解してエネルギーを生み出すことです
(イメージ:ご飯(糖)をATP(エネルギーの通貨)に変える)
エネルギーを生み出せなければ死んでしまうため
原核細胞および真核細胞はどちらも異化の仕組みを持っています。
細胞膜は「扉」のようなもの。
原核細胞および真核細胞はどちらも細胞膜という扉を介して物質の出入りをしています。
※この細胞膜がなければ中身が流出してしまいます
ミトコンドリアや葉緑体を持つのは、真核細胞だけです。
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02
原核細胞とは、核膜に包まれた核を持たず、ミトコンドリアや葉緑体などの膜で囲まれた細胞小器官を持たない生物のことです。DNAは細胞質中にあり、細胞の構造が比較的単純なのが特徴です。
また、真核細胞とは、核膜に包まれた核を持ち、ミトコンドリアや葉緑体などの膜構造をもつ細胞小器官を持つ生物のことです。DNAは核の中にあり、細胞の構造が複雑なのが特徴です。
すべての生物はATPをエネルギーの通貨として使っているので、正しいと言えます。
代謝は酵素によって進み、これは、原核細胞・真核細胞どちらも共通しているので正しいと言えます。
栄養分を分解してエネルギーを取り出す仕組みは共通しているので、正しいと言えます。
どちらも細胞膜を持ち、細胞膜を介して物質交換を行っているので、正しいと言えます。
ミトコンドリアや葉緑体を持つのは真核生物のみの特徴です。原核細胞はミトコンドリアや葉緑体を持たないので、誤りとなります。
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03
・ 真核生物 : 細胞小器官をもつ
・ 原核生物 : 細胞小器官をもたない
原核生物は、膜で包まれている細胞小器官をもちません。すなわち、ミトコンドリアや葉緑体はもちません。
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