共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問55 (地学基礎(第2問) 問1)
問題文
次の図1のa~dは、台風が日本に接近した際の、連続する4日分の地上天気図を順不同で示したものである。この天気図a~dの日付の順序として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問55(地学基礎(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の図1のa~dは、台風が日本に接近した際の、連続する4日分の地上天気図を順不同で示したものである。この天気図a~dの日付の順序として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- c → b → d → a
- c → d → a → b
- d → a → c → b
- d → c → b → a
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この過去問の解説 (3件)
01
台風が日本に接近・通過する際の天気図を時系列で並べるには、台風の一般的な進路と気圧配置の変化を読み取る必要があります。台風は日本付近では通常、南西から北東へ進む傾向があります。
また、台風中心部の気圧は低く、進むにつれて徐々に回復する(気圧が高くなる)のが一般的です。
では、問題を見てみましょう。
台風が接近する前(最も早い時点)は台風がまだ遠くにあるため、台風中心が南西に位置します。
台風が接近するにつれて等圧線の間隔が狭くなり、台風中心が近づいてきます。
台風が通過した後は、気圧が回復し等圧線の間隔が広がります。
これらの傾向をもとに各図を見ると、台風の中心位置が最も遠い(最初の)状態から、通過後の状態へと、台風の接近・通過・離脱を示す順番がd→c→b→aとなります。
また、気圧が低い順(台風の威力が強い順)に並べると、(d) 915 hPa→ (c)935 hPa→(b)950 hPa→(a)975 hPa と変化しています。
したがって、この選択肢が正しいです。
・台風接近時 = 等圧線の間隔が狭くなる
・台風通過後 = 気圧が回復し等圧線の間隔が広がる
・日本付近の台風の一般的な進路は南西→北東
・台風中心部の気圧は台風が進むにつれて高くなる(台風が弱くなる)
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02
台風の移動と発達・衰弱の変化を天気図から読み取り、4日分の時系列を判断できるかを問う問題です。
台風は日本の南海上で発達し、その後北上して日本に接近し、さらに北へ進むにつれて弱まるのが一般的です。
各図をみると、
d:日本のかなり南にあり、中心気圧 915 hPa で最も発達
c:北上しているが、935 hPa に弱まっている
b:さらに日本に接近し、950 hPa
a:日本の東へ進み、975 hPa まで弱まっている
したがって、時系列は
d → c → b → a
です。
以上より、正しい選択肢は、
d → c → b → a
です。
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03
台風が日本に接近する時の地上天気図について見ていきましょう。
①1日目(台風が南海上にある)
・台風は日本の南の海上にある。
・日本付近は高気圧の縁にある。
・同心円状の密な等圧線。
②2日目(日本に接近)
・台風が日本の南海上へ接近する。
・台風の等圧線が日本付近まで広がる。
・等圧線の間隔が狭くなる。
③3日目(上陸または最接近)
・台風が日本列島に上陸または最接近する。
・台風の中心が日本付近にある。
・非常に密な等圧線。
④4日目(日本を通過)
・台風が北東へ移動し、日本から離れていく。
・西側から高気圧が張り出す。
このように変化していきます。
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