大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問67 (物理(第1問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問67(物理(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章中の空欄( ア )・( イ )に入れる語句と式の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

図2には、水、厚さ一定のガラス、空気の層を、光が屈折しながら進む様子が描かれている。水、ガラス、空気の屈折率をそれぞれn、n′、n″(n′>n>n″、n″=1)とすると、水とガラスの境界面での屈折ではn sinθ=n′ sinθ′の関係が成り立ち、ガラスと空気の境界面でも同様の関係が成り立つ。図2の角度θがある角度θCを超えると、光は空気中に出てこなくなる。このとき、光は( ア )の境界面で全反射しており、θCはsinθC=( イ )で与えられる。
問題文の画像
  • ア:水とガラス  イ:1/n
  • ア:水とガラス  イ:1/n′
  • ア:水とガラス  イ:n′/n
  • ア:ガラスと空気  イ:1/n
  • ア:ガラスと空気  イ:1/n′
  • ア:ガラスと空気  イ:n′/n
  • ア:水とガラス、および、ガラスと空気の両方  イ:1/n
  • ア:水とガラス、および、ガラスと空気の両方  イ:1/n′
  • ア:水とガラス、および、ガラスと空気の両方  イ:n′/n

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この過去問の解説 (1件)

01

解答 ア:ガラスと空気 イ:1/n

 

簡潔な解説

屈折率が大きい方から小さい方に入射した際に全反射が起こり得ます。

n sinθ = n′′ sinθ′′ に n′′=1, θ = θC, θ′′ = 90°

を代入して sinθC = 1/n を得ます。

 

詳細な解説

屈折率の大小関係は問題文にある通り、

ガラス(n′) > 水(n) > 空気(n′′) (=1)

です。

 

水とガラスについて、全反射の条件を求めてみましょう。

n sinθ=n′ sinθ′ (n < n′) …①

に θ′ = 90° を代入してみると、

sinθ = n′/n > 1

となり、このようなθは存在しないので、全反射は起こりません。

 

一方、ガラスと空気について、

n′ sinθ′=n′′ sinθ′′ (n′ > n′′) …②

に θ′′ = 90° を代入してみると、

sinθ′ = n′′/n′ < 1

となり、このようなθは存在するので、全反射は起こり得ます。

 

①と②と「n′′=1」より

n sinθ = sinθ′′

であり、θ = θC のとき θ′′ = 90° なので、

n sinθC = 1 つまり sinθC = 1/n

となります。

 

よって答えは ア:ガラスと空気 イ:1/n となります。

選択肢4. ア:ガラスと空気  イ:1/n

この選択肢が正解となります。

まとめ

必須の暗記事項ではないですが、

屈折率が大きい方から小さい方(例えばガラスから空気)に入射した際に

全反射が起こる可能性があるということを覚えておくと素早く処理できます。

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