大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問98 (化学(第3問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問98(化学(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。

実験室で使用する化学物質の取扱いに関する記述として下線部に誤りを含むものを、次の選択肢のうちから二つ選べ。
  • ナトリウムは空気中の酸素や水と反応するため、エタノール中に保存する。
  • 水酸化ナトリウム水溶液を誤って皮膚に付着させたときは、ただちに多量の水で洗う。
  • 濃硫酸から希硫酸をつくるときは、濃硫酸に少しずつ水を加える。
  • 濃硝酸は光で分解するため、褐色びんに入れて保存する。
  • 硫化水素は有毒な気体なので、ドラフト内で取り扱う。

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この過去問の解説 (2件)

01

一つ一つ確かめて判断します。

選択肢1. ナトリウムは空気中の酸素や水と反応するため、エタノール中に保存する。

ナトリウムなどのアルカリ金属はやH2OやO2と反応するため石油中に保存します。
この記述は誤り、よってこの選択肢は正解となります。

選択肢2. 水酸化ナトリウム水溶液を誤って皮膚に付着させたときは、ただちに多量の水で洗う。

水酸化ナトリウムなどの強塩基が皮膚に付着したときは多量の水で洗い流します。

よってこの記述は正しいです。

ちなみに水酸化ナトリウムには潮解性があるため湿気を避けて保存します。

選択肢3. 濃硫酸から希硫酸をつくるときは、濃硫酸に少しずつ水を加える。

濃硫酸に水を加えると発熱反応が起こり溶液が飛び散る可能性があるので危険です。

この記述は誤り、よってこの選択肢は正解となります。

ちなみに希硫酸をつくるときは水にすこしずつ濃硫酸を加えます。

選択肢4. 濃硝酸は光で分解するため、褐色びんに入れて保存する。

濃硝酸は光によってNO2とO2に分解されるため褐色びんに入れて保存します。

よってこの記述は正しいです。

暗所に保存することも忘れないでください。

選択肢5. 硫化水素は有毒な気体なので、ドラフト内で取り扱う。

硫化水素は有害な気体であるため吸わないようにしましょう。

そのためドラフト内で取り扱います。

よってこの記述は正しいです。

まとめ

基本事項なので暗記が最適かもしれません。

適切な保存をしないと化学反応により分解してしまったり、

有毒なものは危険なので適切に取り扱う必要があります。

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02

危険物の取扱に関してです。

選択肢1. ナトリウムは空気中の酸素や水と反応するため、エタノール中に保存する。

①ナトリウムは石油中に保存します。有機溶剤とは反応して危険です。

選択肢2. 水酸化ナトリウム水溶液を誤って皮膚に付着させたときは、ただちに多量の水で洗う。

②強塩基は皮膚についたら直ちに多量の水で洗いましょう。

選択肢3. 濃硫酸から希硫酸をつくるときは、濃硫酸に少しずつ水を加える。

③濃硫酸の希釈は強い発熱反応です。少しづつ濃度をあげていく必要があるため、 水に濃硫酸を滴下します。

選択肢4. 濃硝酸は光で分解するため、褐色びんに入れて保存する。

④濃硝酸は光で分解します。褐色瓶で保管します。

選択肢5. 硫化水素は有毒な気体なので、ドラフト内で取り扱う。

⑤硫化水素は吸入すると危険です。

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