大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問103 (化学(第3問) 問6)
問題文
必要があれば、原子量は次の値を使うこと。
H 1.0 Li 6.9 C 12 N 14 O 16 S 32 Cl 35.5 Mn 55 Ni 59
Cu 64 Zn 65 Ag 108
気体は、実在気体とことわりがない限り、理想気体として扱うものとする。
ニッケルの製錬には、鉱石から得た硫化ニッケル(Ⅱ)NiSを塩化銅(Ⅱ)CuCl2の水溶液と反応させて塩化ニッケル(Ⅱ)NiCl2の水溶液とし、この水溶液の電気分解によって単体のニッケルNiを得る方法がある。次の問いに答えよ。
塩酸で酸性にしたCuCl2水溶液に固体のNiSを加えて反応させると、式(1)に示すように、NiSはNiCl2の水溶液として溶解させることができる。
なお、硫黄Sは析出し分離することができる。
NiS+2CuCl2 ➞ NiCl2+2CuCl+S・・・(1)
式(1)でNiCl2と塩化銅(Ⅰ)CuClが得られた水溶液に塩素Cl2を吹き込むと、式(2)に示すようにCuClからCuCl2が生じ、再び式(1)の反応に使うことができる。
2CuCl+Cl2 ➞ 2CuCl2・・・(2)
CuCl2を40.5kg使い、NiSを36.4kg加えてCl2を吹き込んだ。式(1)と(2)の反応によって、すべてのニッケルがNiCl2として水溶液中に溶解し、銅はすべてCuCl2に戻されたとする。このとき式(1)と(2)の反応で消費されたCl2の物質量は何molか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問103(化学(第3問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
必要があれば、原子量は次の値を使うこと。
H 1.0 Li 6.9 C 12 N 14 O 16 S 32 Cl 35.5 Mn 55 Ni 59
Cu 64 Zn 65 Ag 108
気体は、実在気体とことわりがない限り、理想気体として扱うものとする。
ニッケルの製錬には、鉱石から得た硫化ニッケル(Ⅱ)NiSを塩化銅(Ⅱ)CuCl2の水溶液と反応させて塩化ニッケル(Ⅱ)NiCl2の水溶液とし、この水溶液の電気分解によって単体のニッケルNiを得る方法がある。次の問いに答えよ。
塩酸で酸性にしたCuCl2水溶液に固体のNiSを加えて反応させると、式(1)に示すように、NiSはNiCl2の水溶液として溶解させることができる。
なお、硫黄Sは析出し分離することができる。
NiS+2CuCl2 ➞ NiCl2+2CuCl+S・・・(1)
式(1)でNiCl2と塩化銅(Ⅰ)CuClが得られた水溶液に塩素Cl2を吹き込むと、式(2)に示すようにCuClからCuCl2が生じ、再び式(1)の反応に使うことができる。
2CuCl+Cl2 ➞ 2CuCl2・・・(2)
CuCl2を40.5kg使い、NiSを36.4kg加えてCl2を吹き込んだ。式(1)と(2)の反応によって、すべてのニッケルがNiCl2として水溶液中に溶解し、銅はすべてCuCl2に戻されたとする。このとき式(1)と(2)の反応で消費されたCl2の物質量は何molか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 150mol
- 200mol
- 300mol
- 350mol
- 400mol
- 500mol
- 550mol
- 700mol
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この過去問の解説 (1件)
01
NiSとCuCl2の物質量をそれぞれ求めていきます。
NiS:59+32=91g/mol
36.4×103g/(91g/mol)=400mol
CuCl2:64+35.5×2=135g/mol
40.5×103g/mol/(135g/mol)=300mol
NiS+2CuCl2➞NiCl2+2CuCl+S
2CuCl+Cl2➞2CuCl2
の二式を足し合わせると
NiS+Cl2→NiCl2+Sとなり
NiSの消費量=Cl2の消費量となります。
よってCl2の消費量は4.0×102mol
この選択肢が正解となります。
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