大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問117 (生物(第1問) 問2)
問題文
納豆は大豆を原料として、稲わらに付着している納豆菌の働きを利用して作ることができる。自然界では、(a)納豆菌は稲わら中に含まれる糖を分解することでエネルギーを得ていると考えられる。稲わら中には、糖の成分として炭素を6個含むグルコースだけでなく、炭素を5個含むキシロースなども含まれている。
納豆菌に近縁の細菌Nは、グルコースだけでなくキシロースもエネルギー源として利用することができる。細菌Nのキシロースの代謝には、キシロースオペロンを構成する遺伝子からつくられる酵素が必要である。
グルコースとキシロースの両方を含む培地(以下、混合糖培地)における、細菌Nの増殖を調べるため、実験1を行った。
実験1
細菌Nの野生株を混合糖培地で培養し、培地中の細胞数とそれぞれの糖の濃度の変化を調べた。同時に、そのときのキシロースオペロンの発現量を調べた。図1は、その結果を示したものである。また、野生株とは糖の利用の仕方が異なる変異株Mを同様に培養し、細胞数と糖濃度の変化を調べたところ、図2の結果が得られた。なお、図1と図2で、培養開始時の細胞数は同じである。
実験1の結果について考察した次の文章中の( ア )~( ウ )に入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
野生株では、グルコースとキシロースの両方が存在すると、( ア )が先に利用される。キシロースオペロンの発現がリプレッサーにより制御されているとすると、このときリプレッサーはオペレーター( イ )いると考えられる。このような遺伝子発現の調節により、より速い増殖を可能とする糖が優先的に利用されている。また、実験1の条件では、( ウ )のほうが増殖が速く、野生株と変異株Mを混ぜて培養すると、( ウ )が集団内で優勢になると考えられる。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問117(生物(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
納豆は大豆を原料として、稲わらに付着している納豆菌の働きを利用して作ることができる。自然界では、(a)納豆菌は稲わら中に含まれる糖を分解することでエネルギーを得ていると考えられる。稲わら中には、糖の成分として炭素を6個含むグルコースだけでなく、炭素を5個含むキシロースなども含まれている。
納豆菌に近縁の細菌Nは、グルコースだけでなくキシロースもエネルギー源として利用することができる。細菌Nのキシロースの代謝には、キシロースオペロンを構成する遺伝子からつくられる酵素が必要である。
グルコースとキシロースの両方を含む培地(以下、混合糖培地)における、細菌Nの増殖を調べるため、実験1を行った。
実験1
細菌Nの野生株を混合糖培地で培養し、培地中の細胞数とそれぞれの糖の濃度の変化を調べた。同時に、そのときのキシロースオペロンの発現量を調べた。図1は、その結果を示したものである。また、野生株とは糖の利用の仕方が異なる変異株Mを同様に培養し、細胞数と糖濃度の変化を調べたところ、図2の結果が得られた。なお、図1と図2で、培養開始時の細胞数は同じである。
実験1の結果について考察した次の文章中の( ア )~( ウ )に入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
野生株では、グルコースとキシロースの両方が存在すると、( ア )が先に利用される。キシロースオペロンの発現がリプレッサーにより制御されているとすると、このときリプレッサーはオペレーター( イ )いると考えられる。このような遺伝子発現の調節により、より速い増殖を可能とする糖が優先的に利用されている。また、実験1の条件では、( ウ )のほうが増殖が速く、野生株と変異株Mを混ぜて培養すると、( ウ )が集団内で優勢になると考えられる。
- ア:グルコース イ:に結合して ウ:野生株
- ア:グルコース イ:に結合して ウ:変異株M
- ア:グルコース イ:から離れて ウ:野生株
- ア:グルコース イ:から離れて ウ:変異株M
- ア:キシロース イ:に結合して ウ:野生株
- ア:キシロース イ:に結合して ウ:変異株M
- ア:キシロース イ:から離れて ウ:野生株
- ア:キシロース イ:から離れて ウ:変異株M
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説
前の問題(問116)へ
令和6年度(2024年度)本試験 問題一覧
次の問題(問118)へ