共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問6 (物理基礎(第2問) 問2)
問題文
授業の探究活動で、小球の落下運動について実験をした
図3のように、時刻t=0に、3階から小球Aを鉛直下向きに速さv0で投げると同時に、4階から小球Bを初速度0で自由落下させた。
時刻tでの小球Aの位置yAと小球Bの位置yBの差yA-yBと、時刻tの関係を表すグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問6(物理基礎(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
授業の探究活動で、小球の落下運動について実験をした
図3のように、時刻t=0に、3階から小球Aを鉛直下向きに速さv0で投げると同時に、4階から小球Bを初速度0で自由落下させた。
時刻tでの小球Aの位置yAと小球Bの位置yBの差yA-yBと、時刻tの関係を表すグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)
01
解答 右肩上がりの直線のグラフ
解説
時刻t=0の瞬間のAの位置をyA0、Bの位置をyB0とします。
(つまりyA0は3階、yB0は4階の位置を意味します)
問題文より、
yA=yA0 + v0 t +(1/2)aAt2
yB=yB0 +(1/2)aBt2
であり、
aA=aB=(重力加速度)
に注意して差を考えると
yA−yB = (yA0−yB0) + v0 t
となります。
よって(yA−yB)-t グラフは右肩上がりの直線となります。
【参考】
「自由落下する立場から見ると重力の影響が消えて見える」
ということを覚えておけば、計算しなくても、
「BからみてAは速度v0で等速直線運動する」
とわかり、直ちに適切な選択肢を選ぶことができます。
この選択肢が正解となります。
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02
この問題でおさえておきたいポイントは、重力の関わる運動の様子です。特に今回は初速度を与えた場合と初速度が0の場合の両方を考える必要があります。
重力の関わる運動では次の3つの公式が成り立ちます。ただし初速度をv0、時刻tにおける速度、変位をそれぞれv、xとし鉛直下向きを正とします。
①v=v0+gt
②x=v0t+gt2/2
③v2-v02=2gx
これらの関係式に注意して解きましょう。
それでは実際に問題を見てみましょう。鉛直投げ下げ運動を行う小球Aと自由落下を行う小球Bの位置の差yA-yBのグラフを考えるということで3つの公式のうち位置にまつわる②に注目しましょう。②を用いるとyA-yBは次のように式変形を行うことができます。
yA-yB=(v0t+gt2/2)-(gt2/2)=v0t
したがって、位置の差は時刻tの1次関数であることが分かります。よって選ぶべきグラフは選択肢のうち傾きのある直線のグラフです。
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