共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問49 (生物基礎(第2問) 問6)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問49(生物基礎(第2問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

ヒトの体内環境の維持に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

ヒトは、外界の温度が低いときも高いときも、体温を一定範囲に保つように調節する様々な仕組みを持っている。

外界の温度が下がったときには、熱の産生を促進する反応と熱の放散を抑制する反応が起こり、体温を一定に保つように働く。次の記述a〜cのうち、熱の産生を促進する反応として適当なものはどれか。それを過不足なく含むものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

a  皮膚の血管が収縮する。
b  心拍数が上昇する。
c  立毛筋が収縮する(鳥肌が立つ)。
  • a
  • b
  • c
  • a、b
  • a、c
  • b、c
  • a、b、c

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この過去問の解説 (2件)

01

a、b、cそれぞれが熱の産生を促進する反応なのか熱の放散を抑制する反応なのかを整理しながら考えましょう。

a.皮膚の血管が収縮する。

これは誤りです。

ヒトの体は、寒さを感知した時、皮膚の毛細血管を収縮させて血流量を減らし、外気に熱が奪われるのを防ぎます。よって熱の放散を抑制する反応と言えます。

 

b.心拍数が上昇する。

これは正しいです。

心拍数の上昇により、心筋の動きが促進されます。それによってATPを多く消費し、代謝が促進されるため熱生成に変わります。よって、熱の生産を促進する反応と言えます。

 

c.立毛筋が収縮する(鳥肌が立つ)。

これは誤りです。

ヒト以外の体毛の多い生物(ネコなど)では、立毛筋が収縮することで皮膚と外気の間に空気の層をつくり、体温を保温する役割があります。ヒトは体毛が少ないため保温機能はほとんどありませんが、熱の放散を抑制する働きと覚えましょう。

選択肢2. b

この選択肢が正しいです。

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02

熱の産生を促進する=熱を作る反応を選び出します。

 

a.皮膚の血管が収縮する

これは身体の熱を逃がさないようにする反応です。

外気が寒いと手足が冷えます。これは大事な心臓などの内臓に血液を集めているがゆえに起こる反応で、熱を作っているのではなく、保温の働きをしています。

 

b.心拍数が上昇する

これは熱を作る反応です。副腎髄質から出るアドレナリンなどの働きで心拍数が上昇します。

心臓や筋肉を稼働させ代謝を上げて、熱を作り出します。

 

c.立毛筋が収縮する(鳥肌が立つ)

これは身体の熱を逃がさないようにする反応です。毛の根元にある小さな筋肉を収縮させて逆毛を立て、体内の熱逃がさないようにしています。これも「a.皮膚の血管が収縮する」と同様の保温の働きをしています。

選択肢1. a

これは誤りです。

選択肢2. b

これは正解です。

選択肢3. c

これは誤りです。

選択肢4. a、b

これは誤りです。

選択肢5. a、c

これは誤りです。

選択肢6. b、c

これは誤りです。

選択肢7. a、b、c

これは誤りです。

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