共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問56 (地学基礎(第1問) 問1)
問題文
地球が球ではなく偏平(へんぺい)な回転楕円(だえん)体(みかん型)であることを確認する測定と結果として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、ある地点の緯度とは次の図1のように鉛直線と赤道面のなす角である。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問56(地学基礎(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
地球が球ではなく偏平(へんぺい)な回転楕円(だえん)体(みかん型)であることを確認する測定と結果として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、ある地点の緯度とは次の図1のように鉛直線と赤道面のなす角である。
- 北極星の高度を測定すると、高緯度ほど高かった。
- 春分の日の正午に同じ長さの棒を垂直に立て、その影の長さを測定すると、高緯度ほど長かった。
- 春分の日に日の出から日没までの時間を測定すると、緯度によらず同じであった。
- 同じ経線上の緯度差1度の距離を測定すると、高緯度ほど長かった。
正解!素晴らしいです
残念...
画像拡大
この過去問の解説 (3件)
01
この問題では、地球が扁平な回転楕円体であることを証明する測定方法と、その測定結果を理解しているかについて問われています。
これは地球が球形であるなら説明できます。
地球が球形なら、北へ行くほど地面の向きが変わるため、北極星はより高く見えます。
この測定方法では、地球が球体であることは示せても、扁平な回転楕円体であることまでは示せません。
よって、この選択肢は誤りとなります。
この測定方法では、太陽高度が高緯度ほど低くなるので正しいですが、地球が扁平な回転楕円体であることまでは示せません。
よって、この選択肢は誤りとなります。
春分では、昼夜がおおよそ12時間ずつなので正しい測定ですが、これも地球が扁平な回転楕円体であることの証拠にはなりません。
よって、この選択肢は誤りとなります。
地球が完全な球なら、経線上の緯度1度あたりの距離はどこでも一定になります。しかし、地球は赤道方向に膨らんだ扁平な回転楕円体なので、緯度1度あたりの距離は高緯度ほど長くなります。この違いを測定することで、地球が球ではなく扁平な回転楕円体であることが確認できます。
よって、この選択肢は正しいと言えます。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
地球が完全な球ではなく、赤道方向にふくらんだ偏平な回転楕円体であることを、どの観測結果から確認できるかを問う問題です。
地球が球形であることの説明にはなりますが、偏平である証拠としては不十分です。
緯度による太陽高度の違いを示すだけで、偏平の証拠ではありません。
春分の日の昼夜の長さに関する説明であり、偏平の証拠ではありません。
地球が完全な球なら、同じ経線上で緯度差1度に対応する距離はどこでもほぼ同じになります。
しかし、地球は赤道付近がふくらみ、極方向につぶれた形をしているため、緯度差1度に対応する距離は場所によって少し異なります。
実際には、高緯度ほど緯度1度あたりの距離が長くなります。
したがって、正しい選択肢は、
「同じ経線上の緯度差1度の距離を測定すると、高緯度ほど長かった。」
です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
地球は完全な球形ではなく、極方向がやや扁平な回転楕円体です。
この形状を確認するには、球形と扁平楕円体で異なる測定結果が得られる観測方法を選ぶ必要があります。
では、問題を見てみましょう。
北極星の高度が緯度と等しくなるのは、完全な球形でも扁平楕円体でも同様に成り立ちます。
これは地球が球形であることの証拠にはなりますが、「扁平な回転楕円体」であることの特有の証拠にはなりません。
そのため、この選択肢は誤りです。
これは地球が球形(または楕円体)であることの確認方法ですが、扁平楕円体に特有の証拠にはなりません。
そのため、この選択肢は誤りです。
春分の日は全緯度で昼夜の長さがほぼ同じになるため、これは球形・楕円体のどちらでも見られます。
扁平楕円体に特有の結果ではありません。
そのため、この選択肢は誤りです。
完全な球形では、どの緯度でも1度あたりの経線の弧長は同じです。
しかし扁平な回転楕円体では、極方向が扁平なため極付近の曲率半径が大きくなります。
曲率半径が大きいほど1度あたりの弧長が長くなるため、高緯度ほど1度あたりの距離が長くなります。
これは扁平楕円体に特有の結果であり、地球の扁平さの証拠となります。
そのため、この選択肢は正しいです。
・地球の形は極方向がわずかに扁平な回転楕円体(完全な球形ではない)
・緯度差1度の経線距離は、極付近の方が曲率半径が大きいため高緯度(極付近)ほど長く、扁平楕円体の証拠となる
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問55)へ
令和6年度(2024年度)追・再試験 問題一覧
次の問題(問57)へ