共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問60 (地学基礎(第1問) 問5)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問60(地学基礎(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

岩石の風化から地層の形成にいたる過程に関する次の問いに答えよ。

堆積岩の分類について述べた次の文章中の( ア )〜( ウ )に入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

堆積岩のうち、岩石が風化・侵食されてできた粒子が堆積し、続成(ぞくせい)作用によって固結したものを( ア )と呼ぶ。( ア )は主要な粒子の粒径によって細分され、粒径1/16mm〜2mmの粒子が固結したものは( イ )である。また、生物の遺骸(いがい)が集まり固結したものを生物岩と呼び、たとえば、放散虫の遺骸が堆積し固結すると( ウ )になる。
  • ア:化学岩  イ:砂岩  ウ:石灰岩
  • ア:化学岩  イ:泥岩  ウ:チャート
  • ア:砕屑岩(さいせつがん)  イ:砂岩  ウ:チャート
  • ア:砕屑岩(さいせつがん)  イ:泥岩  ウ:石灰岩

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題は、堆積岩の分類と、それぞれがどのようにできているかを問う問題です。

ポイント

・砕屑岩・化学岩・生物岩の違い。

・粒の大きさによる砕屑岩の分類。

・生物の遺骸からできる岩石。

 

選択肢3. ア:砕屑岩(さいせつがん)  イ:砂岩  ウ:チャート

(ア)

砕屑岩とは、岩石が風化・侵食されてできた砂や泥、れきなどが積もり、長い年月をかけて固まった岩石です。一方、化学岩は、水に溶けていた物質が析出してできる岩石なので、この説明には当てはまりません。

よって、(ア)は砕屑岩となります。

 

(イ)

砕屑岩は、粒の大きさによって名前が変わります。

・れき(2mm以上)→れき岩

・砂(1/16~2mm)→砂岩

・泥(1/16mm未満)→泥岩

よって、(イ)は砂岩となります。

 

(ウ)放散虫は、海に住むプランクトンの一種です。その殻は二酸化ケイ素でできており、海底に堆積して固まるとチャートになります。

一方、石灰岩はサンゴや有孔虫、貝などの炭酸カルシウムの殻や骨格が集まってできる岩石です。そのため、放散虫から石灰岩は出来ません。

よって、(ウ)はチャートとなります。

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02

この問題は、堆積岩の分類について、
砕屑岩・生物岩・粒径による分類を理解しているかを問う問題です。

選択肢3. ア:砕屑岩(さいせつがん)  イ:砂岩  ウ:チャート

岩石が風化・侵食されてできた砂や泥、礫などの粒子が堆積して固まった岩石は、砕屑岩です。

砕屑岩は粒の大きさで分類されます。
 

粒径が 1/16mm〜2mm のものは砂であり、それが固まると砂岩になります。

 

また、放散虫は二酸化ケイ素を主成分とする殻をもつ生物です。その遺骸が海底に堆積して固まると、チャートになります。

石灰岩はサンゴやフズリナなど、炭酸カルシウムをもつ生物の遺骸からできる岩石です。

まとめ

したがって正しい組合せは、
「ア:砕屑岩 イ:砂岩 ウ:チャート」 

です。

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03

堆積岩の分類は、粒子の起源と粒の大きさによって行われます。

岩石が風化・侵食されてできた粒子からなるもの(砕屑岩)と、生物由来のもの(生物岩)を区別することがポイントです。

では、問題を見てみましょう。

選択肢3. ア:砕屑岩(さいせつがん)  イ:砂岩  ウ:チャート

岩石が風化・侵食されてできた粒子が堆積して固結したものは「砕屑岩」と呼びます。

粒径1/16mm〜2mmの粒子は「砂」であり、固結したものは「砂岩」です。

放散虫(珪酸質の殻をもつ微小生物)の遺骸が堆積・固結したものは「チャート」です。

そのため、この選択肢は正しいです。

まとめ

・砕屑岩 = 岩石の破片が堆積・固結したもの(礫岩・砂岩・泥岩)

・砂の粒径 = 1/16mm〜2mm(固結すると砂岩となる)

・チャート = 放散虫の珪酸質の遺骸 / 石灰岩 = 炭酸カルシウムの遺骸

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