共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問69 (地学基礎(第4問) 問1)
問題文
日本列島周辺では、東から太平洋プレートが北米プレート(北アメリカプレート)の下に、また南からフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいる。そのため、これらのプレート境界に蓄積されたひずみが限界に達すると、そこで(a)大地震が発生する。また、それに伴い(b)津波が発生することもある。陸上や海底に設置された多くの観測機器のデータは、緊急地震速報や津波の予測など、防災に役立てられている。
下線部(a)に関して、プレート境界を断層面とみなした場合、この地震を発生させる断層の種類として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問69(地学基礎(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
日本列島周辺では、東から太平洋プレートが北米プレート(北アメリカプレート)の下に、また南からフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいる。そのため、これらのプレート境界に蓄積されたひずみが限界に達すると、そこで(a)大地震が発生する。また、それに伴い(b)津波が発生することもある。陸上や海底に設置された多くの観測機器のデータは、緊急地震速報や津波の予測など、防災に役立てられている。
下線部(a)に関して、プレート境界を断層面とみなした場合、この地震を発生させる断層の種類として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 正断層
- 逆断層
- 左横ずれ断層
- 右横ずれ断層
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この過去問の解説 (1件)
01
プレート境界での地震を断層の種類と関連づける問題です。
沈み込み帯(収束境界)で起こる地震では、どのような断層運動が起きているかを理解することがポイントです。
では、問題を見てみましょう。
正断層は、断層面を境に上盤が下がる断層です。
張力(引き伸ばす力)が働く場所で形成され、プレートが離れる発散境界(中央海嶺など)で多く見られます。
沈み込み帯(収束境界)では一般的に正断層は形成されません。
そのため、この選択肢は誤りです。
沈み込み帯では、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込もうとする力(圧縮力)が働きます。
圧縮力が働くと、上盤が上昇する「逆断層」が形成されます。
日本付近の海溝型地震(東日本大震災など)は、プレート境界の逆断層運動によって引き起こされています。
そのため、この選択肢は正しいです。
横ずれ断層は断層面に沿って水平方向にずれる断層で、トランスフォーム断層(保存境界)で多く見られます。
沈み込み帯のプレート境界では、主に逆断層運動が起きます。
そのため、この選択肢は誤りです。
横ずれ断層はトランスフォーム断層(保存境界)で多く見られます。
そのため、この選択肢は誤りです。
・逆断層:沈み込み帯(収束境界)で圧縮力により上盤が上がる断層
・正断層:発散境界(中央海嶺)で張力により上盤が下がる断層
・横ずれ断層:保存境界(トランスフォーム断層)で水平方向にずれる断層
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