共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問14 (物理基礎(第3問) 問5)
問題文
比熱(比熱容量)の測定に関する、次の問いに答えよ。
前々問 の図1の銅製容器に300gの液体を入れ、よく撹拌(かくはん)しながら液体の温度Tを測定する。時刻t=60sにスイッチSを閉じ、t=360sにSを開く。
この間に抵抗に流れる電流は1.40A、抵抗の両端の電圧は3.00Vで、どちらも一定であった。
表1のようなデータが得られたとき、液体の比熱cの値として最も適当なものを、選択肢のうちから一つ選べ。ただし、ここでは、液体の温度は一様であり、抵抗で発生した熱はすべて液体の温度上昇に使われるものとする。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問14(物理基礎(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
比熱(比熱容量)の測定に関する、次の問いに答えよ。
前々問 の図1の銅製容器に300gの液体を入れ、よく撹拌(かくはん)しながら液体の温度Tを測定する。時刻t=60sにスイッチSを閉じ、t=360sにSを開く。
この間に抵抗に流れる電流は1.40A、抵抗の両端の電圧は3.00Vで、どちらも一定であった。
表1のようなデータが得られたとき、液体の比熱cの値として最も適当なものを、選択肢のうちから一つ選べ。ただし、ここでは、液体の温度は一様であり、抵抗で発生した熱はすべて液体の温度上昇に使われるものとする。
- 1.0J/(g・K)
- 1.4J/(g・K)
- 3.0J/(g・K)
- 300J/(g・K)
- 420J/(g・K)
- 900J/(g・K)
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この過去問の解説 (2件)
01
m=3.0J/(g・K) が答えとなります。
抵抗で発生した熱はジュルールの法則
Q=Wt=VIt
Q[J];熱量、W[W];電力、t[s];時間、V[V];電圧、I[A];電流
を使って求めます。
電気が流れていた時間は時刻t=60sからt=360sの300sです。
したがって、
Q=VIt
=3.00×1.40×300=1260[J]…①
となります。
この熱量がすべて温度上昇に使われています。
比熱の式
Q=mcΔT
Q[J]:加える熱量、m[g]:質量、ΔT[℃]:温度変化
を使います。
温度変化を表1から読み取ると、
時刻t=60sでの19.7℃から時刻t=360sにおける21.1℃へ上昇しているので、
温度変化は
21.1−19.7=1.4[℃]
です。
比熱の公式に代入して、
Q=300×m×1.4…②
これが①と等式になります。
①=② より
3.00×1.40×300=300×m×1.4
計算しやすいように①は式の形で代入すると良いでしょう。
両辺から300と1.4を除去し、
3.0=m
m=3.0J/(g・K)
と求まります。
よって、
m=3.0J/(g・K) が答えとなります。
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02
解答 3.0J/(g・K)
解説
まず前問の解説を引用します。
よって Q=(3.00× 1.40 × 300) J です
(あとで約分しやすいように、あえてこのように書いています)。
一方、温度変化を表から読み取ると、
19.7℃から21.1℃へ上昇しているので、
21.1−19.7=1.4 より温度変化 ΔT=1.4K です。
公式「Q=mcΔT」より、
Q=300g × c × 1.4K
であるので、
c = Q ÷ (300g × 1.4K)
=(3.00×1.40×300)÷(300×1.4) J/(g・K)
=3.0 J/(g・K)
よって答えは 3.0 J/(g・K) となります。
この選択肢が正解となります。
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