共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問44 (生物基礎(第2問) 問4)
問題文
病原体からからだを守る仕組みとして免疫がある。免疫には、自然免疫と獲得免疫(適応免疫)があり、そこには様々な組織や細胞が関わっている。
しかし、例えばエイズ(後天性免疫不全症候群)では、エイズを引き起こすウイルスの感染によって主に(b)T細胞の一つであるヘルパーT細胞が破壊され、その結果、様々な感染症にかかりやすくなる。一方、免疫の働きを利用して感染症を予防する方法に(c)予防接種がある。
下線部(b)について、T細胞の働きに関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問44(生物基礎(第2問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
病原体からからだを守る仕組みとして免疫がある。免疫には、自然免疫と獲得免疫(適応免疫)があり、そこには様々な組織や細胞が関わっている。
しかし、例えばエイズ(後天性免疫不全症候群)では、エイズを引き起こすウイルスの感染によって主に(b)T細胞の一つであるヘルパーT細胞が破壊され、その結果、様々な感染症にかかりやすくなる。一方、免疫の働きを利用して感染症を予防する方法に(c)予防接種がある。
下線部(b)について、T細胞の働きに関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- キラーT細胞は、ヘルパーT細胞を活性化する。
- キラーT細胞は、病原体に感染した細胞を攻撃する。
- キラーT細胞は、B細胞を活性化する。
- ヘルパーT細胞は、食作用により病原体の侵入を防ぐ。
- ヘルパーT細胞は、抗体を自ら産生する。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題では、ヘルパーT細胞・キラーT細胞・B細胞の役割の違いについて問われています。
活性化の中心となるのが、ヘルパーT細胞です。ヘルパーT細胞がサイトカインを分泌し、キラーT細胞などを活性化します。
よって、この選択肢は誤りとなります。
キラーT細胞は、ウイルスに感染した細胞、がん細胞などを認識して破壊します。
よって、この選択肢は正しいと言えます。
B細胞を活性化するのは主にヘルパーT細胞です。
よって、この選択肢は誤りとなります。
食作用を行うのは主に、マクロファージと好中球です。ヘルパーT細胞ではないので、誤りとなります。
抗体を産生するのは、B細胞が分化した形質細胞(プラズマ細胞)です。ヘルパーT細胞は抗体を作らず、他の免疫細胞を活性化する司令塔の役割を担っているので、誤りとなります。
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