共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問54 (地学基礎(第1問) 問3)
問題文
火成岩は、岩石の組織と化学組成によって分類される。次の表1は、斑(はん)状組織をもつ火成岩Aと、等粒(とうりゅう)状組織をもつ火成岩B・Cのおもな化学組成を示したものである。火成岩A〜Cの名称の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問54(地学基礎(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
火成岩は、岩石の組織と化学組成によって分類される。次の表1は、斑(はん)状組織をもつ火成岩Aと、等粒(とうりゅう)状組織をもつ火成岩B・Cのおもな化学組成を示したものである。火成岩A〜Cの名称の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- ア:安山岩 イ:花こう岩 ウ:閃緑(せんりょく)岩
- ア:安山岩 イ:斑(はん)れい岩 ウ:花こう岩
- ア:斑れい岩 イ:安山岩 ウ:流紋岩
- ア:斑れい岩 イ:花こう岩 ウ:閃緑岩
- ア:玄武岩 イ:斑れい岩 ウ:花こう岩
- ア:玄武岩 イ:安山岩 ウ:流紋岩
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、火成岩を組織とSiO₂量から分類できるかを問う問題です。
火成岩Aは斑状組織をもつので、火山岩です。
SiO₂量は約60%で中間質なので、安山岩です。
火成岩Bは等粒状組織をもつので、深成岩です。
SiO₂量は約48%で苦鉄質なので、斑れい岩です。
火成岩Cも等粒状組織をもつ深成岩です。
SiO₂量は約70%で珪長質なので、花こう岩です。
したがって正しい組合せは、
「ア:安山岩 イ:斑れい岩 ウ:花こう岩」
です。
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02
この問題のポイントは、火成岩の組織と化学組織です。
まず、火成岩の組織は2種類あります。
・斑状組織:地表付近で急に冷える→火山岩
・等粒状組織:地下深くでゆっくり冷える→深成岩
火成岩A:斑状組織(火山岩)。表1よりA のSiO₂ = 59.59%と中間質→安山岩
火成岩B:等粒状組織(深成岩)。表1よりBのSiO₂ = 48.24%と52%未満なので、苦鉄質→斑れい岩。
火成岩C:等粒状組織(深成岩)。表1よりCのSiO₂ = 70.18%と63%以上の珪長質→花こう岩。
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03
火成岩は、組織(冷え方)と化学組成(SiO₂含有量)の2軸で分類されます。
【火成岩A】
表1よりA のSiO₂ = 59.59%(52〜63%の中間値)です。
斑状組織(火山岩)かつSiO₂が中程度 → 安山岩
【火成岩B】
表1よりBのSiO₂ = 48.24%(52%未満)です。
等粒状組織(深成岩)かつSiO₂が少ない → 斑れい岩
【火成岩C】
表1よりCのSiO₂ = 70.18%(63%以上)です。
等粒状組織(深成岩)かつSiO₂が多い → 花こう岩
・斑状組織(火山岩)かつSiO₂が中程度 → 安山岩
・等粒状組織(深成岩)かつSiO₂が少ない → 斑れい岩
・等粒状組織(深成岩)かつSiO₂が多い → 花こう岩
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