共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問60 (地学基礎(第2問) 問3)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問60(地学基礎(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

大気と海洋に関する次の問いに答えよ。
次の文章中のウ・エに入れる数値と語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

海水を蒸発させると、塩化ナトリウム(NaCl)・塩化マグネシウム(MgCl2)などの塩類が残る。塩分は海水1kgに溶けているすべての塩類の質量(g)で表され、単位は千分率(パーミル、‰)を用いる。陸水の影響を受けない外洋の海水の平均塩分は、およそ( ウ )‰である。外洋とくらべて、河川の近くの海水は塩分が低い。また、( エ )するとき、その周囲の海水は塩分が高くなる。
  • ウ:35  エ:海水が凍結
  • ウ:35  エ:海氷が融解
  • ウ:3.5  エ:海水が凍結
  • ウ:3.5  エ:海氷が融解

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この過去問の解説 (3件)

01

海水の平均塩分と、海水が凍結・融解するときの周囲の塩分変化を理解しているかを問う問題です。

選択肢1. ウ:35  エ:海水が凍結

外洋の海水の平均塩分は、およそ35‰です。
これは、海水1kg中に約35gの塩類が溶けているという意味です。

 

また、海水が凍るとき、塩類は氷の中にほとんど取り込まれず、周囲の海水中に残ります。
そのため、海水が凍結すると、周囲の海水の塩分は高くなります

まとめ

したがって正しい組合せは、
「ウ:35 エ:海水が凍結」 

です。

 

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02

この問題では、海水の平均塩分と海水が凍結・融解すると塩分がどのように変化するのか、が問われています。

 

まず、海水には、塩化ナトリウム・塩化マグネシウム・硫酸塩など様々な塩類が溶けています。外洋の海水の平均塩分は、約35‰です。

海水の塩分は約3.5%ですが、問題では「‰(パーミル)」で問われています。「3.5%=35‰」となるので、「ウ=35」となります。

 

次に、海水が凍結するとき、海氷になるのは主に水分で、塩類はほとんど氷の中に取り込まれません。

例えば、海水が100kg、塩3.5kgあったとします。

そのうち水10kgだけ凍ると、残りは海水90kg、塩は3.5kgのままです。すると、同じ量の塩がより少ない水に溶けるので、塩分濃度は上昇します。

一方、海氷が融解すると真水が海水に加わるため、塩分は低くなります。

よって、海水の塩分が高くなるのは、「海水が凍結」したときとなります。

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03

外洋の海水の平均塩分と、海水が凍結するときの塩分変化について問う問題です。

塩分の単位(パーミル千分率))と凍結時の塩分変化の仕組みを理解することがポイントです。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. ウ:35  エ:海水が凍結

【ウ】

外洋の海水の平均塩分は約35‰(パーミル:千分率)です。

これは海水1kgに約35gの塩類が溶けていることを意味します。

 

【エ】

海水が凍結するとき、純粋な水(H₂O)だけが氷になります。

海水に溶けている塩類は氷の中に入らず、周囲の海水に残ります。

そのため、海水が凍結すると、その周囲の海水には塩類が濃縮されて塩分が高くなります

一方、海氷が融解すると、真水が海水に混じるため周囲の海水の塩分は下がります

まとめ

・外洋の平均塩分 = 約35‰(パーミル・千分率)

・海水が凍結するとき = 純水だけが氷になり塩類が周囲に残って周囲の塩分が上昇

・海氷が融解するとき = 真水が混じって周囲の塩分が低下

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