共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問61 (地学基礎(第3問) 問1)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問61(地学基礎(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

宇宙の進化に関する次の問いに答えよ。

次の文章中のア〜エに入れる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

宇宙は約138億年前のビッグバンで始まり、時間とともに( ア )して、温度が( イ )なったと考えられている。この現象は、地球上で空気塊が上昇・下降するときに温度が変化する現象と共通点がある。ビッグバンから約38万年後に( ウ )、約92億年後に( エ )。
  • ア:膨張  イ:高く  ウ:太陽系が誕生し   エ:宇宙が晴れ上がった
  • ア:膨張  イ:高く  ウ:宇宙が晴れ上がり  エ:太陽系が誕生した
  • ア:膨張  イ:低く  ウ:太陽系が誕生し   エ:宇宙が晴れ上がった
  • ア:膨張  イ:低く  ウ:宇宙が晴れ上がり  エ:太陽系が誕生した
  • ア:収縮  イ:高く  ウ:太陽系が誕生し   エ:宇宙が晴れ上がった
  • ア:収縮  イ:高く  ウ:宇宙が晴れ上がり  エ:太陽系が誕生した
  • ア:収縮  イ:低く  ウ:太陽系が誕生し   エ:宇宙が晴れ上がった
  • ア:収縮  イ:低く  ウ:宇宙が晴れ上がり  エ:太陽系が誕生した

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この過去問の解説 (3件)

01

宇宙の進化について、ビッグバン後の膨張と温度変化、さらに宇宙の晴れ上がりと太陽系誕生の時期を理解しているかを問う問題です。

選択肢4. ア:膨張  イ:低く  ウ:宇宙が晴れ上がり  エ:太陽系が誕生した

宇宙は約138億年前のビッグバンで始まり、その後膨張してきました。
膨張すると温度は下がるため、宇宙全体の温度は時間とともに低くなりました。

 

また、ビッグバンから約38万年後には、電子と原子核が結びついて原子ができ、光がまっすぐ進めるようになりました。これを宇宙の晴れ上がりといいます。

 

太陽系は約46億年前に誕生したので、宇宙誕生から見ると約92億年後にできたことになります。

まとめ

したがって正しい組合せは、
「ア:膨張 イ:低く ウ:宇宙が晴れ上がり エ:太陽系が誕生した」 

です。

 

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02

宇宙はビッグバン後、どんどん(膨張)したと考えられます。すると、宇宙にあった物質や光のエネルギーは広い空間に薄く広がるので、温度は(低く)なります。

 

また、ビッグバン直後の宇宙は高温すぎて、電子と原子核がバラバラの状態でした。ところが、温度が下がると、電子と原子核が結合して原子が出来るようになりました。すると、光が自由に進めるようになり、宇宙は透明になります。これを、(宇宙の晴れ上がり)と言います。

 

宇宙が誕生したのは138億年前。太陽系の年齢は約46億年です。なので、ビッグバンから約92億年後に起きた出来事は(太陽系の誕生)となります。

 

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03

ビッグバン以降の宇宙の変化について問う問題です。

では、問題を見てみましょう。

選択肢4. ア:膨張  イ:低く  ウ:宇宙が晴れ上がり  エ:太陽系が誕生した

【ア】

ビッグバンで宇宙が誕生して以来、宇宙は現在も膨張し続けています。

 

【イ】

ビッグバン直後の宇宙は超高温・超高密度の状態(約10³²K)でした。

その後、宇宙が膨張するにつれてエネルギー密度が低下し、温度は徐々に下がっていきました。

 

【ウ】

ビッグバンから約38万年後、温度が約3000Kまで低下すると、陽子が電子を捉えて水素原子が形成されました。

それまで電子に妨げられていた光が自由に進めるようになり、宇宙が透明になりました。

これを「宇宙の晴れ上がり(再結合)」といいます。

 

【エ】

ビッグバンから約92億年後(約46億年前)に、星間雲の重力収縮によって太陽系が誕生しました。

宇宙の晴れ上がり(38万年後)よりも、太陽系の誕生(92億年後)の方がはるかに後です。

まとめ

・ビッグバン直後:超高温、宇宙の膨張とともに温度が低下し続けている

・ビッグバンから約38万年後:宇宙の晴れ上がり(水素原子が形成・光が自由に進める)

・ビッグバンから約92億年後(約46億年前):太陽系の誕生

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