共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問65 (地学基礎(第4問) 問2)
問題文
地層を調べることで、過去の津波についての手がかりを得ることができる。次の図2は、日本の太平洋沿岸の海岸線から内陸側に200m離れた低地に位置する、ある湖の底に堆積した完新世の地層の柱状図である。調査の結果、連続的に堆積した泥層に6枚の砂層が挟まれていた。これらの砂層は、西暦1400年ごろ以降に内陸へ押し寄せた大きな津波で形成されたことがわかった。この図をもとに考えられることを述べた文として、下線部に誤りを含むものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問65(地学基礎(第4問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
地層を調べることで、過去の津波についての手がかりを得ることができる。次の図2は、日本の太平洋沿岸の海岸線から内陸側に200m離れた低地に位置する、ある湖の底に堆積した完新世の地層の柱状図である。調査の結果、連続的に堆積した泥層に6枚の砂層が挟まれていた。これらの砂層は、西暦1400年ごろ以降に内陸へ押し寄せた大きな津波で形成されたことがわかった。この図をもとに考えられることを述べた文として、下線部に誤りを含むものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 湖の底に堆積した完新世の地層は下位ほど古い。
- 砂層の厚さは、その直下の泥層の堆積期間の長さにほぼ比例する。
- 泥層の厚さは、その直上の砂層の厚さに比例しない。
- 津波により砂層が形成された間隔は、約100年〜150年である。
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この過去問の解説 (1件)
01
過去の津波の痕跡を地層から調べる問題です。
湖底の柱状図(地層の断面図)から、砂層と泥層の関係を読み取り、誤った記述を選ぶ問題です。
では、問題を見てみましょう。
地層の法則(地層累重の法則)により、通常は下にある地層ほど古いです。
そのため、この選択肢は正しいです。
砂層は津波が来た際に一時的に堆積したものです。
砂層の厚さは「津波の規模や砂の供給量」で決まります。
直下の泥層の堆積期間とは無関係です。
そのため、この説明は誤りであり、選択肢として正解です。
泥層の厚さは「前の津波から次の津波まで何年かかったか(再来間隔)」に対応します。
砂層の厚さ(津波の規模)とは別の要因で決まります。
そのため、この選択肢は正しいです。
柱状図の泥層の厚さから津波の再来間隔を推定すると、100〜150年程度となります。
正しい読み取り結果です。
そのため、この選択肢は正しいです。
・砂層:津波が来た証拠(1回の津波で一気に堆積するため)
・泥層:砂層と砂層の間の通常堆積期間を示す
・泥層の厚さ→津波の再来間隔
・砂層の厚さ→津波の規模の目安
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