共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問69 (物理(第1問) 問3)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問69(物理(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら) (新しいタブで開く)

図2のように、正方形の薄い板のふちに、板面を含む平面内で三つの力がはたらいている。板の中心を点Oとする。一つの力は、大きさFで板の頂点Pに作用し、その向きは線分OPに垂直で図の下向きである。残り二つの力は、それぞれ線分OPから反時計回りに30°と150°の方向を向いた大きさ2Fの力であり、それらの作用線は点Oで交わっている。図中の三つの力の合力を表す図として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、線分OPの長さをLとする。

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この過去問の解説 (2件)

01

まず、点Oを基準に考えます。

大きさ 2F の力はどちらも作用線が点Oを通っているので、点Oまわりのモーメントは0です。

 

この2つの力を合成すると、

2F × 2 × cos60° = 2F

 

この合力はOPに垂直で上向きなので、3つの力の合力は上向きを正とすると

2F - F = F

 

次に、点Oまわりのモーメントを考えます。

斜めに働く2力はいずれも点Oを通るので、このモーメントは0。

 

OPに垂直な向きの力による点Oのまわりのモーメントは、時計回りに

F × L 

 

したがって、合力は上向きにFで、時計回りにF × Lのモーメントを持つ力になります。

 

 

 

選択肢4. 解答選択肢の画像

この選択肢が答えになります。

まとめ

合力を求めるときは、「力の大きさ・向き」だけでなく「作用する位置」も考えましょう。

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02

解答 以下の図を参照

 

解説

まず大きさ2Fの2つの力を合成します。

それぞれの作用線を伸ばして、その交点Oが力の作用点です。

縦成分: 上向きFと上向きFで上向き2F

横成分: 左向き√3Fと右向き√3Fで釣り合う

より、点Oを作用点とする上向きで大きさ2Fの力になります。

 

・点Oに上向き2F …①

・点Pに下向きF …②

の力がかかっているので、①②の合力は上向きにFとなるはずです。

 

作用点は以下のようにして考えます。

①②の2つの力は平行であることに注意します。

直線OPを、F:2Fつまり1:2に外分する点が作用点となります。

 

よって、

作用点: 直線OPを1:2に外分する点

向き: 上向き

大きさ: F

となっている選択肢が答えとなります。

 

 

【参考(素早く解く方法)】

もしも図2に、答えを上下反転させた力、つまり

作用点: 直線OPを1:2に外分する点

向き: 下向き

大きさ: F

という力を加えると、全体が釣り合います。

これは図2の対称性からただちに判断できることです。

このことに気づけば素早く問題を解くことができます。

選択肢4. 解答選択肢の画像

この選択肢が正解となります。

まとめ

平行な力の合成方法を復習しておきましょう。

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