共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問84 (物理(第4問) 問2)
問題文
図1のように、同一水平面(紙面)に間隔lで平行に置かれた十分に長い2本の導体レールと、抵抗値Rの抵抗、電気容量Cのコンデンサー、スイッチSを導線でつなぎ、導体レールの上に導体レールに垂直に軽い導体棒を置いた。導体棒とレールの接点をa,bとする。その後、鉛直上向き(紙面の裏から表の向き)に磁束密度の大きさがBの一様な磁場(磁界)をかけた。
はじめにコンデンサーには電荷が蓄えられておらず、スイッチSは開いている。次に、導体棒を右向きに一定の速さv(v>0)で動かしながらSを閉じる。Sを閉じた後も、導体棒が右向きに速さvで動き続けるように、導体棒に大きさFの外力を加える。ただし、導体棒はレールと垂直を保ちながらなめらかに運動するものとする。また、導線、導体レール、導体棒の電気抵抗、空気抵抗、回路の自己インダクタンスは無視できるものとする。
Sを閉じてから時間がtだけ経ったときの、Fを表すグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
はじめにコンデンサーには電荷が蓄えられておらず、スイッチSは開いている。次に、導体棒を右向きに一定の速さv(v>0)で動かしながらSを閉じる。Sを閉じた後も、導体棒が右向きに速さvで動き続けるように、導体棒に大きさFの外力を加える。ただし、導体棒はレールと垂直を保ちながらなめらかに運動するものとする。また、導線、導体レール、導体棒の電気抵抗、空気抵抗、回路の自己インダクタンスは無視できるものとする。
Sを閉じてから時間がtだけ経ったときの、Fを表すグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問84(物理(第4問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら) (新しいタブで開く)
図1のように、同一水平面(紙面)に間隔lで平行に置かれた十分に長い2本の導体レールと、抵抗値Rの抵抗、電気容量Cのコンデンサー、スイッチSを導線でつなぎ、導体レールの上に導体レールに垂直に軽い導体棒を置いた。導体棒とレールの接点をa,bとする。その後、鉛直上向き(紙面の裏から表の向き)に磁束密度の大きさがBの一様な磁場(磁界)をかけた。
はじめにコンデンサーには電荷が蓄えられておらず、スイッチSは開いている。次に、導体棒を右向きに一定の速さv(v>0)で動かしながらSを閉じる。Sを閉じた後も、導体棒が右向きに速さvで動き続けるように、導体棒に大きさFの外力を加える。ただし、導体棒はレールと垂直を保ちながらなめらかに運動するものとする。また、導線、導体レール、導体棒の電気抵抗、空気抵抗、回路の自己インダクタンスは無視できるものとする。
Sを閉じてから時間がtだけ経ったときの、Fを表すグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
はじめにコンデンサーには電荷が蓄えられておらず、スイッチSは開いている。次に、導体棒を右向きに一定の速さv(v>0)で動かしながらSを閉じる。Sを閉じた後も、導体棒が右向きに速さvで動き続けるように、導体棒に大きさFの外力を加える。ただし、導体棒はレールと垂直を保ちながらなめらかに運動するものとする。また、導線、導体レール、導体棒の電気抵抗、空気抵抗、回路の自己インダクタンスは無視できるものとする。
Sを閉じてから時間がtだけ経ったときの、Fを表すグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)
01
Sを閉じた直後はコンデンサーに電荷がないため、電流は最大となります。
時間が経つとコンデンサーに電荷が蓄えられ、電流は徐々に小さくなります。
導体棒に働く磁力は IBl と表され、電流に比例するので、外力Fも徐々に小さくなります。
最終的にはコンデンサーが十分に充電されて電流が0となり、
F = 0
となります。
したがって、グラフは
最初に最大値 → 時間とともに単調に減少 → 0に近づく
形です。
この選択肢が答えになります。
コンデンサーの充電により電流が減少するため、導体棒を一定速度で動かすための外力Fも時間とともに減少します。
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02
解答 最初が最大でその後なめらかに0へ近づく曲線(以下の図を参照)
解説
Fの振る舞いを求める問題です。
導体棒に働く力は外力Fと、電流が磁場から受ける力IBlです。
導体棒は等速直線運動するため力が釣り合っています。よって
F=IBl
の関係が成り立っています。Bとlの値は一定なので、
FはIに比例し、グラフの概形については
電流Iの振る舞いを考えれば良いことがわかります。
ここで、動く導体棒は電圧vBlの直流電源のように振る舞うことに
注意して、回路に流れる電流Iの振る舞いを考えてみましょう。
棒が動き始めた直後はコンデンサに電荷が蓄えられておらず、
電圧降下がないためvBl/Rに相当する電流が流れますが、
電荷がたまるにつれてコンデンサの電圧が上昇し、
抵抗の両端の電圧はvBlから次第に減少し、
電流がvBl/Rから次第に小さくなります。十分時間が経過すると
コンデンサの電圧はvBlに等しくなり、電流は0になります。
よってI同様にFも、はじめに最大値をとり
次第に減少して0へ近づくように振る舞うといえます。
そのようなグラフが正解となります。
この選択肢が正解となります。
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