共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問2 (物理基礎(第1問) 問2)
問題文
次の文章中の空欄( エ )・( オ )に入れる式と数値の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
透明な空のペットボトルがある。ふたを含めたペットボトルの質量は30gであった。図1のように、ペットボトルのふたの内部に永久磁石Aを接着し、ペットボトル内の底面の中心に一端を固定した軽い糸の他端に永久磁石Bを取りつけた。磁石AとBの質量はいずれも30gであった。糸が張って磁石Bが浮いた状態で静止したとき、磁石Bが磁石Aから引かれる力の大きさは、磁石Bにはたらく重力の大きさをW、糸の張力の大きさをTとすると( エ )に等しい。この状態のペットボトルをはかりの上にのせると、はかりの目盛りは( オ )gとなる。
透明な空のペットボトルがある。ふたを含めたペットボトルの質量は30gであった。図1のように、ペットボトルのふたの内部に永久磁石Aを接着し、ペットボトル内の底面の中心に一端を固定した軽い糸の他端に永久磁石Bを取りつけた。磁石AとBの質量はいずれも30gであった。糸が張って磁石Bが浮いた状態で静止したとき、磁石Bが磁石Aから引かれる力の大きさは、磁石Bにはたらく重力の大きさをW、糸の張力の大きさをTとすると( エ )に等しい。この状態のペットボトルをはかりの上にのせると、はかりの目盛りは( オ )gとなる。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
反映中…
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問2(物理基礎(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章中の空欄( エ )・( オ )に入れる式と数値の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
透明な空のペットボトルがある。ふたを含めたペットボトルの質量は30gであった。図1のように、ペットボトルのふたの内部に永久磁石Aを接着し、ペットボトル内の底面の中心に一端を固定した軽い糸の他端に永久磁石Bを取りつけた。磁石AとBの質量はいずれも30gであった。糸が張って磁石Bが浮いた状態で静止したとき、磁石Bが磁石Aから引かれる力の大きさは、磁石Bにはたらく重力の大きさをW、糸の張力の大きさをTとすると( エ )に等しい。この状態のペットボトルをはかりの上にのせると、はかりの目盛りは( オ )gとなる。
透明な空のペットボトルがある。ふたを含めたペットボトルの質量は30gであった。図1のように、ペットボトルのふたの内部に永久磁石Aを接着し、ペットボトル内の底面の中心に一端を固定した軽い糸の他端に永久磁石Bを取りつけた。磁石AとBの質量はいずれも30gであった。糸が張って磁石Bが浮いた状態で静止したとき、磁石Bが磁石Aから引かれる力の大きさは、磁石Bにはたらく重力の大きさをW、糸の張力の大きさをTとすると( エ )に等しい。この状態のペットボトルをはかりの上にのせると、はかりの目盛りは( オ )gとなる。
- エ:W−T オ:30
- エ:W−T オ:60
- エ:W−T オ:90
- エ:W+T オ:30
- エ:W+T オ:60
- エ:W+T オ:90
正解!素晴らしいです
残念...
画像拡大
この過去問の解説 (3件)
01
正答は「エ:W+T オ:90」です。
磁石Bが磁石Aから引かれる力の大きさをfとします。
磁石Bに注目すると、鉛直方向について、fは上向き、WとTは下向きであることから、以下の式が成り立ちます。
f=W+T …(1)
よって、空欄エは「W+T」となります。
次に、磁石Aに注目しましょう。
磁石Aは、磁石Bと同じ重さのため、同じ大きさの重力Wを鉛直方向下向きに受けています。
また、磁石Aには、磁石Bから引かれる力もはたらいています。
この磁石Bから引かれる力は、磁石Bが磁石Aから引かれる力と同じ大きさでfとなります。
つまり、磁石Aにだけでも、鉛直方向下向きの力fとWがはたらいていることになります。
鉛直方向下向きの力Fをまとめると、以下となります。
F=f+W
=W+T+W
=2W+T
ところで、磁石Aはペットボトルの一部です。
そのため最後は、ペットボトル全体で考えましょう。
ペットボトル全体の質量は30gと、磁石A、Bと同じため、重力も磁石A、Bと同じく鉛直方向下向きにWとなります。
ペットボトルは上部に磁石Aがついており、底部には糸が付着しています。
糸の両端にはたらく力は同じため、張力はTとなります。
向きは鉛直方向上向きです。
また、ペットボトル底部にははかりから鉛直方向上向きの垂直抗力Nもはたらいています。
ペットボトル全体で力のつり合いを考えると、磁石Aにはたらく力も考えて以下の式が成り立ちます。
F+W=T+N
W+(2W+T)=T+N
N=3W
はかりがペットボトルを押す垂直抗力が3Wのため、ペットボトルがはかりを押す力も3Wとなります。
30gにはたらく重力をWとしているため、3Wがはたらくペットボトルの質量は30gの3倍の90gとなります。
この選択肢が適当です。
ペットボトルの質量が30gであることを忘れないようにしましょう。
また、力は接着しているものをひとつの物体として扱います。
当問では奇遇にも「磁石AとBとペットボトルの重さで合計90g」となっていますが、そんな考え方ではないことに注意しましょう。
もし「磁石Bが糸でつながっておらず、磁力のみでペットボトル内に磁石Aから引かれていた場合…」などを出題されると、「磁石AとBとペットボトルで合計」の考え方では解けなくなります。
ひとつずつ力のつり合いを考えましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
解答 エ:W+T オ:90
磁石Bにかかっている力は、
磁石Bが磁石Aから引かれる力、磁石Bにはたらく重力の大きさをW、
糸の張力の大きさをTの3つです。
磁石Bが静止しているため、これら3つの力はつりあっていることが分かります。
力の方向に注意しながら等式を作っていきましょう。
磁石Bが磁石Aから引かれる力の大きさをFとすると、
Fの力の向きは鉛直上向きです。
磁石Bにはたらく重力の大きさをWは下向き、
糸の張力の大きさをTも下向きです。
つりあっているとき
(上向きの力の合計)=(下向きの力の合計)
より
F=W+T
となります。
上記のFは、磁石Bが糸を通じてペットボトルを上向きに持ち上げようとする力
ととらえることもできます。
また、磁石Aが磁石Bに引き付けられる力は下向きの大きさFの力です。
この力は、ペットボトルを下に引っ張る力ととらえることができます。
これら2つの力は互いに打ち消し合うため、重さには影響を与えません。
張力も同様に考えると、重さには影響を与えないことが分かります。
したがって、考慮するものは磁石2つの質量とふたを含めたペットボトルの質量であり、
これらを合わせた90gが目盛りの値となります。
まとめると、
エ:W+T オ:90 となります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
解答 エ:W+T オ:90
解説
磁石Bが磁石Aから引かれる力の大きさをfとします。
ペットボトルと磁石Aの重力の大きさはBと等しいのでともにWとします。
ペットボトルが磁石Aから受ける力をFとします。
ペットボトルがはかりから受ける垂直抗力をNとします。
問題全体を通して作用反作用の法則に注意しましょう。
磁石Bに着目して、力の釣り合いについて考えます。
磁石Bにかかる力は、
・重力(大きさW、鉛直下向き)
・糸の張力(大きさT、鉛直下向き)
・磁石Aから引かれる力(大きさf、鉛直上向き)
ですから、これらの釣り合いを考えて、
f=W+T (エの答え)
となります。
続いて、磁石Aについて力の釣り合いを考えると、
F=W+f
つまり
F=2W+T
という関係が得られます。
最後にペットボトルについて力の釣り合いを考えると、
F+W=T+N
よって
2W+T+W=T+N
つまり
N=3W
となり、反作用を考えると、
はかりがペットボトルから受ける力は3W、
すなわち3物体の合計の力です。
したがってはかりの目盛りは、
30g+30g+30g=90g (オの答え)
です。
よって答えは エ:W+T オ:90 となります。
この選択肢が正解となります。
重力や電磁気力以外は、原則として力がかかっているかどうかは
接触の有無で判断します。
落ち着いて力の釣り合いの式を立てられるようにしておきましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問1)へ
令和7年度(2025年度)追・再試験 問題一覧
次の問題(問3)へ