共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問6 (物理基礎(第2問) 問1)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問6(物理基礎(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。ただし、空気抵抗の影響は無視できるものとする。

静止摩擦力に関する次の文章中の空欄( ア )・( イ )に入れる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

水平面に置かれた物体に大きさFの水平方向の力を加えても、Fが小さいと物体は動かない。これは、面が物体に及ぼす静止摩擦力の大きさが( ア )ためと考えられる。
静止摩擦力の大きさには最大値があり、そのときの力を最大摩擦力と呼ぶ。Fを徐々に大きくしていき、( イ )のFを測定することから、最大摩擦力が求められる。
  • ア:Fより小さい  イ:物体が動きだす直前
  • ア:Fより小さい  イ:物体が動きだした後
  • ア:Fと等しい  イ:物体が動きだす直前
  • ア:Fと等しい  イ:物体が動きだした後
  • ア:Fより大きい  イ:物体が動きだす直前
  • ア:Fより大きい  イ:物体が動きだした後

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この過去問の解説 (3件)

01

物体が静止している間は、静止摩擦力が加えた力Fとつり合うため、

静止摩擦力 = F

 

ここで、「Fより小さい」や、「Fより大きい」という選択肢を選ぶと、力が釣り合っていないということになってしまいます。

 

また、Fを大きくしていき、物体が動き始める直前に静止摩擦力が最大になります。

選択肢3. ア:Fと等しい  イ:物体が動きだす直前

この選択肢が答えになります。

まとめ

最大静止摩擦力は、物体が動き始める直前の静止摩擦力です。

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02

正答は「ア:Fと等しい  イ:物体が動きだす直前」となります。

 

力Fが水平方向にはたらくとき、静止摩擦力fはFと逆方向にはたらきます。
 

もしF>fなら、物体はFのはたらく方向へ進みます。
しかし今は、Fが小さいときの話をしています。
 

もしF<fなら、物体はFと逆方向に進み出しているはずです。
よってF=fとなり、空欄アには「Fと等しい」が入ります。

 

同じように、「物体が動きだした後」はすでに「F>f」となってしまったときです。
このときのFを調べても、fの大きさはわかりません。

 

「物体が動きだす直前」のFがわかれば、F=fの状態のため、最大摩擦力もわかります。

 

そのため、空欄イには「物体が動きだす直前」が入ります。

選択肢3. ア:Fと等しい  イ:物体が動きだす直前

この選択肢が適当です。

まとめ

・物体にはたらく力がつり合っているとき、物体は静止する
・物体にはたらく力がつり合わないとき、物体は大きな力のはたらく方向へ動く
上記2原則がわかっていればすぐに答えられる問題です。


力学の基本ですので、いろんな問題を解く前にしっかりと押さえましょう。

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03

解答 ア:Fと等しい  イ:物体が動きだす直前

 

解説

静止摩擦係数をμ、垂直抗力をNとしたときに

μNで計算できるのは最大摩擦力です。

「静止摩擦力の大きさが常にμNである」

というのはよくある間違いなので注意しましょう。

静止摩擦力の大きさは力の釣り合いで

求めます。この設問ではFと静止摩擦力が釣り合います。

よって答えは ア:Fと等しい となります。

 

また、イについては、

「物体が動きだす直前」と「物体が動きだした後」の2択ですが、

物体が動き出した後の摩擦力は動摩擦力なので後者は不適当です。

前者は確かに最大摩擦力の説明として合っています。

よって答えは イ:物体が動きだす直前 となります。

選択肢3. ア:Fと等しい  イ:物体が動きだす直前

この選択肢が正解となります。

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