共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問26 (化学基礎(第2問) 問1)
問題文
ケミィさんは、大好物のホウレンソウとベーコンのソテーを自分で料理しようと思い、親に調理法を教えてもらった。調理法の手順には、えぐみ(苦味(にがみ)の一種)を除くためホウレンソウをゆでてから炒めると記されていた。ホウレンソウのえぐみの成分について調べたところ、代表的なものにシュウ酸があることがわかった。ケミィさんは授業で学んだ滴定でもシュウ酸がよく使われていることを思い出して、シュウ酸について調べた。
シュウ酸とシュウ酸化合物に関する次の問いに答えよ。
a ゆでることは、ホウレンソウに含まれるシュウ酸を水に取り出す分離操作と考えられる。この分離操作の名称として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問26(化学基礎(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
ケミィさんは、大好物のホウレンソウとベーコンのソテーを自分で料理しようと思い、親に調理法を教えてもらった。調理法の手順には、えぐみ(苦味(にがみ)の一種)を除くためホウレンソウをゆでてから炒めると記されていた。ホウレンソウのえぐみの成分について調べたところ、代表的なものにシュウ酸があることがわかった。ケミィさんは授業で学んだ滴定でもシュウ酸がよく使われていることを思い出して、シュウ酸について調べた。
シュウ酸とシュウ酸化合物に関する次の問いに答えよ。
a ゆでることは、ホウレンソウに含まれるシュウ酸を水に取り出す分離操作と考えられる。この分離操作の名称として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
- 蒸留
- 昇華法(昇華)
- 抽出
- 再結晶
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この過去問の解説 (3件)
01
ホウレンソウをゆでると、ホウレンソウに含まれるシュウ酸が水に溶けだします。
つまり、ホウレンソウ→水にシュウ酸を取り出すという操作です。
このように、物質を適切な溶媒に溶かして取り出す操作を抽出といいます。
液体を蒸発・凝縮させて分離する方法。
固体が直接気体になる性質を利用する方法。
物質を溶媒に溶かして取り出す方法。
溶解度の差を利用して、結晶を取り出す方法。
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02
分離操作の知識に関する問題です。
この問題の答えは抽出ですが、選択肢にてそれぞれの分離方法に関して説明します。
蒸留は、混合物の沸点の違いによる分離方法です。
主に石油の分離などで利用されます。
昇華法は固体から液体を経ずに気体へ状態変化する性質のある物質の分離に利用されます。
抽出は、特定の溶媒への溶解度の違いによって分離する操作です。
物質は極性によって水溶性と油溶性になることが多く、それらを分離することができます。
再結晶とは、溶媒中の混合物の温度による溶解度の差を利用して分離する操作です。
物質は温度によって溶媒に溶ける量(溶解度)が決まっており、溶媒を少しずつ冷やすことによって、目的の物質を分離することができます。
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03
分離操作の基本的な理解力が問われています。
誤り
蒸留は沸点の差を利用して、成分を分離・濃縮する操作です。
誤り
昇華法は固体が直接気体になる性質を利用して、成分を分離・精製する操作です。
正しい
抽出とは目的の物質をよく溶かす溶媒に混合物を入れ、溶媒に対する溶解度の差を利用して、混合物から目的の物質を溶かし出す操作です。
ホウレンソウをゆでることで、目的の成分であるシュウ酸を溶媒である水に溶かし出します。
誤り
再結晶は、温度により固体の溶解度が変化することを利用した操作です。
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