共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問27 (化学基礎(第2問) 問2)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問27(化学基礎(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

ケミィさんは、大好物のホウレンソウとベーコンのソテーを自分で料理しようと思い、親に調理法を教えてもらった。調理法の手順には、えぐみ(苦味(にがみ)の一種)を除くためホウレンソウをゆでてから炒めると記されていた。ホウレンソウのえぐみの成分について調べたところ、代表的なものにシュウ酸があることがわかった。ケミィさんは授業で学んだ滴定でもシュウ酸がよく使われていることを思い出して、シュウ酸について調べた。

シュウ酸とシュウ酸化合物に関する次の問いに答えよ。

b  シュウ酸化合物の一つとしてシュウ酸カルシウム一水和物CaC2O4・H2O(式量146)が知られている。固体のCaC2O4・H2Oを窒素中で加熱すると、水H2Oを失って200℃付近でシュウ酸カルシウムCaC2O4(式量128)になり、さらに加熱を続けると500℃付近で一酸化炭素CO(分子量28)を放出して炭酸カルシウムCaCO3(式量100)に変化する。
図1に示すように、5.84gのCaC2O4・H2Oを600℃まで加熱したところ、4.00gのCaCO3が得られた。このとき発生したCOの物質量は何molか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • 1.64✕10−2
  • 2.55✕10−2
  • 2.57✕10−2
  • 4.00✕10−2
  • 4.18✕10−2
  • 6.57✕10−2

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

この問題のポイントは、最初の物質CaC2O4・H2Oが、最終的にCaCO3となっている点です。

反応の流れは、次の通りです。

CaC2O4・H2O→CaCO3+CO

 

①CaC2O4・H2Oのmolを求める。

式量は146なので、

5.84÷146=0.0400mol

したがって、最初の物質はl0.0400molあります。

 

②得られたCaCO3のmolを求める。

CaCO3の式量は100、得られた質量は4.00gなので、

4.00÷100=0.0400mol

となります。

つまり、CaCO30.0400molで出来ています。

 

③COは何mol発生したか。

反応式は、CaC2O4→CaCO3+CO

なので、CaCO3の物質量は4.0g。

なので、4.00÷100=0.0400molとなります。

 

したがって、4.00×10-2molとなります。

参考になった数0

02

シュウ酸カルシウム一水和物CaC2O4・H2Oから炭酸カルシウムCaCO3への反応式は以下となります。

CaC2O4・H2O→CaCO3+H2O+CO

CaC2O4・H2O1分子からCOは1分子発生します。

CaC2O4・H2O(式量146)は5.84gなので、

(シュウ酸カルシウム一水和物の物質量)=(発生したCOの物質量)=5.84÷146=4.00×10-2mol

参考になった数0

03

固体のシュウ酸カルシウム-水和物CaC2O4・H2O(式量146)5.84gの物質量は

 

5.84g/146g/mol=0.04mol

 

反応式は

 

CaC2O4・H2O→CaC2O4

    0.04mol

 

CaC2O4→CaCO3+CO

 

CaCO3の物質量は、4.00g/100g/mol=0.04mol

 

したがって、係数比よりCOは0.04mol=4.00×10-2mol

                

 

 

参考になった数0